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09年健食市場、0.9%増の6757億円…4年ぶり拡大

2011年01月14日 09時41分更新

記事提供:通販通信

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 矢野経済研究所が1月13日に発表した「健康食品市場に関する調査2010」の調査結果によると、2009年度の健康食品市場規模は、前年度比0.9%増の6757億円(メーカー出荷金額ベース)となり、4年ぶりに拡大した。

 健康食品市場における販売チャネルは、無店舗販売と店舗販売の2つに大別され、無店舗販売(訪問販売・通信販売)が約7割と圧倒的割合となった。とくに近年、通信販売チャネルの伸びが著しく、同チャネルは2009年度に2333億円まで拡大。訪問販売のシェアに近づいている。

 健康食品市場では、中高年の女性を中心として、美容・アンチエイジング向け素材の需要が増加。“内外美容”という言葉が一般に定着し、体の内側からのケアを行うための美容サプリメントとしてコラーゲンやヒアルロン酸が堅調に推移した。

 また、ジョギングやウォーキング、軽登山などを好むアクティブシニアの増加により、健康食品の摂取によって加齢に伴う身体的な悩みを改善させ、健康状態を維持しようとする動きも活発化した。

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