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行っとけ! Ubuntu道場! 第34回

~師範、キーボードやターミナルは苦手です!~

2011年01月13日 16時00分更新

文● hito(Ubuntu Japanese Team) イラスト●瀬尾浩史

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アプリ内のショートカットキー

小林:アプリケーション上でもいろいろなショートカット操作があるので、操作を見直しておくといいですね。大抵はアプリケーションのメニューに表示されているはずです。

hito:ひとまずはCUA相当だけでいいかなぁ。

瀬尾浩史:[Ctrl]+[A]で「全て選択」とかかペン?

ミズノ:あとは[Ctrl]+[Z]でアンドゥ、[Ctrl]+[X]でカット、[Ctrl]+[C]でコピー、[Ctrl]+[V]でペースト、とかは基本ですね。把握していないと割と面倒な気がします。

あわしろいくや:各種オフィススイートでも使える操作ですな。Shift押しながら範囲選択してコピーして貼り付け、とかはマウスに触らずに済ませる方がいいですな。

やまね:範囲選択して、[Ctrl]+[C]でコピーして、移動して[Ctrl]+[V]と。

hito:このあたりをマウスで右クリックしながら操作すると、ひっじょーに効率が悪いので、是非習得してみてほしいところです。GIMPみたいにマウスも併用するよ、みたいなソフトウェアならそれほど大きな問題にはならないですけど、テキスト書いてる場合はもう必須ですね。

ミズノ:タブに対応しているソフトウェアだと、[Ctrl]+[T]で新しいタブを開けるのが普通かなぁ。あとは[Ctrl]+[N]で新しいウインドウを開ける。

やまね:[Ctrl]+[W]でウインドウを閉じる、とかもそうかな。

編集S:Firefoxでよくやるかなー。

瀬尾浩史:Firefoxみたいなビューワ的なソフトウェアだと、[Space]でページ送り、[Shift]+[Space]でページ戻し、というのもかなり標準的だと思うペン。

小林:それ以外の基本的な操作としては、[Ctrl]+[F]で検索、というのも多くのソフトウェアで利用できるはずですね。一度検索したもので「次を検索」する場合は[Ctrl]+[G]です。

編集S:あと[Ctrl]+[S]で保存もあるお。

あわしろいくや:悲劇を避けるために、[Ctrl]+[S]は習慣にしておくといいですな。

ミズノ:このあたりまではごく標準的な操作ですが、モノによってはちょっと特殊なキーボード操作も覚えておくといいかもしれませんね。マニアックなのでハリセンが飛んできそうなんですが!

編集S:Emacsでしか役に立たないネタでなければ可。

ミズノ:おお! じゃあハリセンを恐れずにネタを展開してみます。

hito:[Ctrl]+[H]でBackspaceの代わりになるよ、とかかな?

ミズノ:です。[Ctrl]+[M]でEnterの、[Ctrl]+[[]でESCの代わりになります。ホームポジションから手を動かす距離が短くなって便利なはずです。

小林:使えないソフトウェアもありますが、うまく使うと便利……かも……しれませんね……(遠い目)。

編集S:マニアックすぎる。使いどころがわからない……。

やまね:キー入力速度が十分に速い場合、ホームポジションからの距離が制約になるんじゃないかなぁ。で、このあたりのショートカットを覚えておくと入力がちょっと速くなる。

hito:どちらかというと、イマイチなキーボード配列のノートPCで便利です、とかいう気はします。Enterキーの横になぜか余計なキーがあります、とかそういうデザインでも押し間違えずに済みます、と。

あわしろいくや:奥が深い部分ではありますな。


(次ページへ続く)

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