デルは11日、第2世代Coreプロセッサーを搭載する個人/SMB向けのノート/デスクトップ4シリーズの新製品を発表した。いずれも本日から受注を開始している。
ハイスペックなゲーミングパソコンブランドの「Alienware」からは、ノートとタワー型の2製品が登場した。ノート型の「Alienware M17x」は、先週開催されたInternational CES 2011で発表した、ハイエンドのゲーミングノートである。
17.3型ディスプレー搭載の大型ノートで、CPUにはクアッドコアのCore i7-2820QM(2.3GHz)か、同2720QM(2GHz)を搭載できる。グラフィックス機能も強力なものを搭載可能で、Radeon HD 6970Mか同6870M、またはGeForce GTX 460Mを選択できる。
ディスプレーは17.3型/1920×1080ドット、または1600×900ドットで、NVIDIAの3D Visionに対応するフルHD 3Dディスプレーも用意されている。価格はベーシックモデルで20万9980円から。
タワー型パソコン新製品では、「Alienware Aurora」が発売された。水冷システムと875Wの強力な電源を備えたハイエンドマシンである。
CPUにはCore i7-2600K(3.4GHz)またはCore i5-2500K(3.3GHz)を選択可能。チップセットはIntel P67 Expressを採用し、グラフィックスカードにはRadeon HD 6870かGeForce GTX 460を選択可能となっている。
価格は、Core i5搭載のベーシックモデルが14万9980円から。
個人向けの高性能デスクトップパソコンでは、ミドルタワータイプの「XPS 8300」が発売された。ゲーミング用に強力なスペックやオーバークロック機能などを搭載する分高価なAlienware Auroraとは異なり、高性能ながらリーズナブルな価格も重視した製品となっている。
CPUにはCore i7-2600(3.4GHz)またはCore i5-2400(3.1GHz)を選択可能。グラフィックスカードにはRadeon HD 5870、またはRadeon HD 5450が用意されている。チップセットはIntel H67 Express。電源ユニットには460W電源を搭載する。
価格は、Core i5搭載のベーシックモデルが7万9980円から。
「Vostro 460」はSMB向けの第2世代Core iシリーズ搭載ミニタワー型パソコンの新製品である。ビジネス向け製品としては比較的高性能な構成が可能で、CPUにはCore i7-2600などを選択できる。グラフィックスカードには、Radeon HD 5670やGeForce GT 420を選択できるほか、CPU内蔵グラフィックス機能を使って安価にまとめる構成も可能である。
価格は、Core i5-2400搭載のベーシックモデルが7万4980円から。
