70インチのAQUOSクアトロン登場
ソニーはデザインの優れたブラビアを投入
液晶テレビの出展では、シャープが発表した70インチの「AQUOSクアトロン」(LC-70LE732U)がまず注目された。3D表示には対応しないが、4原色方式のクアトロンパネルに直下型LEDバックライトによる高画質と、70インチの大画面を両立している。発売時期は5月の予定。同じ液晶パネルを使用し、3D表示に対応した「LE935」シリーズも登場予定で、こちらは2011年内の発売とされている。
3D表示対応の新製品としては、AQUOSクアトロン3D「LE835」シリーズも発表している。こちらは60インチを筆頭に、52、46、40インチをラインナップする。
全22製品ものテレビ新製品を発表したソニーの中では、ブラビア「HX820」シリーズが特に目を惹いた。細いレールのようなスタンドの上に極薄のLEDバックライト液晶パネルが乗ったデザインは、視聴時には画面以外を感じさせず、インテリアとしても美しい秀逸なデザインと言える。3D表示にも対応し、サイズは46インチと55インチの2種類。
一方、3Dプラズマテレビを投入して3Dテレビ市場をリードしたパナソニックでは、新たに32インチと37インチのサイズで、3D表示に対応した液晶テレビ「DT30」シリーズを発表した。パネルにはIPSα液晶パネルを採用し、さらに高速応答性を高める改良を加えて、従来型のIPSα液晶パネルと比べて2倍の応答速度を実現している。32インチ製品でもフルHD解像度となっている点も珍しい特徴だ。中型サイズのテレビには、この3D対応IPSα液晶パネルを活用していくという。
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