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International CES 2011レポート 第8回

CES 2011の主役は百花繚乱のタブレット端末だ!

2011年01月08日 17時03分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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テレビや家電との連携を打ち出す
パナソニック「VIERA Tablet」

VIERA Tablet

パナソニック初のタブレット端末として話題になった「VIERA Tablet」。左は10インチタイプで、右が7インチタイプ

 日本の消費者として特に気になる存在が、パナソニックが年内に発売するタブレット端末「VIERA Tablet」だろう。OSにAndroidを採用するのはいまどき一般的だが、テレビを含むデジタル家電との連携を打ち出しているのがポイントである。サイズも10インチ、7インチ、4インチと、3バリエーションを用意している。

7インチモデルでソフトウェアキーボードを表示した状態

VIERA Tablet 7インチモデルで、ソフトウェアキーボードを表示した状態

こちらは4インチモデル

こちらは4インチモデル。電子書籍ビューワーのアプリケーションも搭載されている

 VIERAと連携してリモコンとして使ったり、テレビを見ながらSNSにアクセスする、といった具体的な使い方を打ち出しているのは、いかにもパナソニックらしい。だがそれ以外にも、血圧計のような健康機器と連携したり、無線式ゲームコントローラーと連携し、VIERA Tabletに画面を表示してゲームをプレイするといった使い方も検討されている。

 無線式ゲームコントローラーとの連携は、タブレットやスマートフォンでゲームをする場合の操作性の悪さを解消できるため、なかなか興味深いアプローチと言えよう。なおアプリケーションの配信手段については、「VIERA Connect Market」というアプリストアが用意されるようだ。

VIERA Tabletの画面をVIERAに表示して操作

手元のVIERA Tabletの画面をVIERAに表示して操作

VIERA Tabletのゲームを操作するデモ

ゲームコントローラーでVIERA Tabletのゲームを操作するデモ

 日本メーカーでは、ほかにも東芝やNECがAndroidタブレットを出展している。

7インチのAndroidタブレット「ZiiO 7インチ」

Creative Labsブースでは、日本でも発表された7インチのAndroidタブレット「ZiiO 7インチ」を出展。通信はWiFiのみで、エンターテイメントコンテンツの再生機に位置付けられている

意外に快適!? 第4のタブレット
BlackBerry PlayBook

PlayBook

2010年に発表されて一部で注目を浴びた、RIMの独自OSタブレット「PlayBook」がCESで初披露

 日本ではあまり話題にならなかったが、カナダResearch in Motion(RIM)社が2010年9月に発表した独自のタブレット端末「BlackBerry PlayBook」が、CES 2011で初披露された。PlayBookが展示されているRIMブースが来場者で大混雑するほど、高い関心を集めている。

 PlayBookは4Gに対応した通信機能を内蔵する7インチサイズのタブレットで、独自の「BlackBerry Tablet OS」を採用する。iOSのiPad、各種のAndroidタブレット、Windows 7搭載のスレートPCに並ぶ、第4のタブレット端末の登場だ。

 ディスプレーは7インチ/1024×600ドットで、重さは約400g。CPUは1GHzの「デュアルコアプロセッサー搭載」とだけ発表されている。スペック面で適合するのがTegra 2くらいであることと、Flash 10.1や3Dゲームなどを快適に表示できる性能を備えている点からすると、PlayBookもCPUはTegra 2ではないかと推測される。

YouTube動画のアプリ

YouTube動画の再生アプリが動いているところ。HD品質の動画も滑らかに再生するパワーを持つ

Flash 10.1にも対応

Flash 10.1にも、もちろん対応する

ゲームのサンプルとして、「Quake III」が動作していた

ゲームのサンプルとして「Quake III」が動作していた。今となっては古いゲームではあるが、表示は非常に高速だ

本体下側

本体下側には、ミニUSB端子(黄色のコネクターが刺さっているところ)とHDMI出力端子(左側)などを備える。本体の左右にはステレオスピーカーも備える

 ビジネスユーザーに人気でお堅いイメージのあるBlackBerryとは異なり、PlayBookはかなりコンシューマー寄りの製品に位置付けられている。アプリストアも「BlackBerry App World」と称する独自のストアが用意され、ゲームなどのコンテンツが並ぶようだ。本体の発売は2011年第2四半期頃の予定。

 ただし、BlackBerry自体の知名度が低い日本では、このPlayBookも販売されるかどうかは微妙なところだ。

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