1月6日から9日(現地時間、以下同)まで、米国ラスベガスにて国際的な家電見本市「International CES 2011」が開催される。それに先立つ4日に、台湾ASUSTeK Computerは記者説明会を開催し、同社CEOのジョニー・シー(Jonney Shih)氏により、Windows 7や次世代のAndroid 3.0(コード名 Honeycomb)を搭載したタブレット型端末4製品を発表した。
Eee Pad Transformer & Eee Pad Slider
「Eee Pad Transformer」と「Eee Pad Slider」は、どちらもOSにAndroid 3.0を採用したタブレット型端末である。CPUにはNVIDIAのTegra 2を採用する。高解像度表示に対応するAndroid 3.0と、デュアルコアCPU+高性能GPUのTegra 2の処理性能により、HD品質の動画再生などで優れた性能を発揮する。
両製品とも基本となるハードウェアは同様で、違いはキーボードとの組み合わせ方による。Transformerは10.1インチ/1280×800ドットのIPS液晶ディスプレーを備えるタブレット部分に、ドック状のキーボードが合体するデザインとなっている。フルサイズキーを備えるキーボードは、随時本体であるタブレット部分から分離できる。
一方のSliderは、タブレット部分の裏にキーボードが収納されており、タブレット部をスライドさせるとキーボードが顔を出すギミックを取り入れている。ディスプレーサイズは同じ10.1インチ/1280×800ドットとなる。
Eee Pad Transformerは399ドルから699ドルの価格帯で登場し、発売時期は4月頃(日本での発売時期とは異なる可能性がある、以下同)。Eee Pad Sliderはやや高めの499ドルから799ドルの価格帯で登場し、発売時期は5月頃を予定している。

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