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International CES 2011レポート 第1回

ASUSTeK、Android 3.0搭載タブレットを多数発表!

2011年01月05日 10時50分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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7インチ ピュアタブレット端末 Eee Pad MeMO

Eee Pad MeMO

Eee Pad MeMO

MeMOを掲げるシー氏

MeMOを掲げるシー氏。7インチサイズはGalaxy Tabと同じ

 「Eee Pad MeMO」(ミーモ)は、7インチサイズIPS液晶ディスプレーを搭載するピュアタブレット型端末である。OSにはSliderなどと同様にAndroid 3.0を採用するが、CPUにはQualcomm Snapdragonを使用している。1080pの動画再生をスムーズにこなす能力を持つという。

 ペンでの操作に最適化されているとのことで、説明会でもシー氏が付属のスタイラスペンを使い、イラストにテキストを書き込むデモが披露された。指での操作に特化したiPadとの差別化に、ペン操作をアピールするというアプローチは興味深い。

ペン操作対応をアピールポイントとしている

MeMOは最近のタブレット端末には珍しく、ペン操作対応をアピールポイントとしている

 価格帯は499ドルから699ドルで、6月頃の発売を予定している。

12.1インチの大型スレートPC
Eee Slate EP121

Eee Slate EP121

Eee Slate EP121

 これまでの3製品は、いずれもAndroid 3.0をOSとしていたが、「Eee Slate EP121」はOSにWindows 7を採用した、いわゆる「スレートPC」である。最大の特徴はそのサイズで、ディスプレーは12.1インチもある。マルチタッチ対応のIPS液晶ディスプレーを採用し、解像度は1280×800ドット。タッチパネルにはワコムの技術を採用していると公表されている。

Bluetoothキーボードと組み合わせて

Bluetoothキーボードと組み合わせて、ノートパソコンとしての使い方も可能

マルチタスク動作も快適

CPUに超低電圧版のCore i5を採用するため、マルチタスク動作も快適

 既存のスレートPCが、CPUにAtomプロセッサーを採用するためパフォーマンス面で快適さに欠けるのに対して、EP121は超低電圧版のCore i5-470UM(1.33GHz)を採用。Windows 7で複数のアプリケーションを駆使したマルチタスク動作も非常に快適に動作する。ストレージとして64GBのSSDを内蔵する。

 デモではCore i5によるパフォーマンスの高さを披露した反面、特にWindows 7標準の機能以外に、タッチ操作に適したユーザーインターフェースを搭載している様子は見受けられず、タッチ操作に最適化されたAndroid 3.0搭載の製品群と比べると、タブレット端末としての使い勝手にはやや疑問も感じられた。

 999ドルから1099ドルの価格帯で登場し、1月頃の発売を予定している。


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