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NVIDIA、ノート向け新GPU「GeForce 500M」を発表

2011年01月06日 06時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 NVIDIAは6日、ノートパソコン向けのグラフィックスチップ(GPU)、「GeForce 500M」シリーズ5製品を発表した。いずれもDirectX 11に対応し、2011年春モデルのノートパソコンから採用される予定。

GeForce GT 555M

GeForce 500Mシリーズでは最上位に位置する「GeForce GT 555M」

 今回発表されたのは、13~15型クラスまでのメインストリーム~パフォーマンスノート向けに位置付けられる「GeForce GT 555M」「同550M」「同540M」「同525M」「同520M」の5製品。いずれもデスクトップ向けの「GeForce GTX 580」と同じ、改良型のFermiアーキテクチャーをベースとしている。

GeForce 500Mシリーズのラインナップ

GeForce 500Mシリーズのラインナップと市場セグメント

GeForce GT 555M GeForce GT 550M GeForce GT 540M GeForce GT 525M GeForce GT 520M
製造プロセス 40nm
コア数 144 96 48
グラフィッククロック 590MHz 740MHz 672MHz 600MHz 740MHz
プロセッサークロック 1180MHz 1480MHz 1344MHz 1200MHz 1480MHz
メモリークロック 900MHz 900MHzまで 900MHz 800MHz
メモリー種別 GDDR5、DDR3
メモリーI/F 192bit 128bit 64bit
メモリー容量 1.5GBまで
3D Vision 対応 非対応

 なお、ハイエンド~エンスージアスト向けの高性能GPUには、既存の「GeForce GTX 470M/460M」が使用されるほか、新たにラインナップ最上位として、「GeForce GTX 485M」も発表されている。

ラインナップでは下位に位置するが、採用事例の増えそうな「GeForce GT 520M」

 全製品がDirectX 11やCUDAに対応するほか、CPU内蔵GPUと連携して消費電力の低減と高パフォーマンスを両立させる「Optimus」テクノロジーに対応している(関連記事)。下位の525M/520Mを除く3製品は、NVIDIAの3Dステレオ映像技術「3D Vision」に対応する。

 同社によれば、GeForce 500Mシリーズを採用する80%のノートパソコンが、Optimusに対応した製品になるという。残る20%は3D Visionに対応するため、Optimusには非対応になる。これは現状の3D Visionでは、NVIDIA GPUがディスプレーを制御する必要があるため、インテルCPU側がディスプレーを制御するOptimusと共存できないためだ。

 また同社によれば、グラフィックス性能の向上がうたわれる、インテルの新CPU「Sandy Bridge」と比べても、GeForce GT 540との比較で2~5倍、平均で3倍近く高性能としている(ゲームグラフィックスの場合)。

Sandy BridgeとGeForce GT 540M/520Mのゲームでの性能比較

Sandy BridgeとGeForce GT 540M/520Mのゲームでの性能比較

 2011年新春モデルのノートパソコンから、GeForce 500Mシリーズは採用される予定とのこと。NVIDIAでは、ASUSTeKやAcer、東芝やデル、MSIなどから採用製品が登場するとしている。

ASUSTeKの540M搭載ノート「G53」

ASUSTeKの540M搭載ノート「G53」

デルのXPSシリーズには、555Mを搭載する3Dノートがラインナップされるもよう

デルのXPSシリーズには、555Mを搭載する3Dノートがラインナップされるもよう

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