柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第46回

デジタルギアでホームパーティーを盛り上げる技

写真アプリはハズさずに楽しめる

　ホームパーティーなら、お店のように周囲の客に気を遣うことなく、写真を撮りまくれる。そこでお勧めなのが写真編集アプリだ。iPhoneなら、撮ったその場で即エフェクトをかけて見られるのがポイント。パソコンで編集するほど凝ったことはできないが、すぐに楽しんで盛り上がるのが重要なポイントだ。

　しかもiPhone用写真編集アプリは、まじめなモノからジョーク的なアプリまで多数公開されている。ウケを狙うなら「アニ目」(無料)が面白い。人物写真を解析して、目の位置にアニメ調のアイコンを載せるアプリだ。手軽に笑える写真ができあがる。室内などで撮った暗い写真だと検出率が落ちるので、できるだけ正面からのカットを利用しよう。

目の部分をアニメ調の目やハートマークにできる「アニ目」。目のサイズも調節可能

　人物写真をポスターや看板に合成するアプリも多い。ただはめ込むだけだが、「渋谷ジャック」(230円)はおなじみの建物に合成するので爆笑ものだ。

渋谷109の建物に顔写真が合成される「渋谷ジャック」。ほかにもHMVやQFRONTなどの風景が選べる

　女性を写したなら、美白アプリの「moreBeaute」(無料)でトーンと滑らかさを調節。美肌にしたら喜んでもらえるだろう。処理した写真が気に入ったようなら、メルアドを聞いて送信してあげよう。

「moreBeaute」。美肌と美白の処理のゲージを動かしてキレイにしよう

　漫画「ドラゴンボール」に出てくる「スカウター」のように、戦闘力を計測する「Battle Power Checker」(無料)や、どんなものにも値段を付ける「いくらちゃん」(無料)のように、被写体を数値化するようなアプリもある。ただし、これらは男同士だと少しは盛り上がるのだが、女性の反応はイマイチな傾向がある。

　被写体の年齢をチェックする「PhotoAge」(115円)は、なかなか正確な結果が出てしまう。女性相手だと気まずくなる可能性もあるので、こちらも相手を選ぶアプリだ。

被写体に値段を付ける「いくらちゃん」。同じ写真でもチェックするごとに価格が違うのはご愛敬