よく使うアプリの場所には
ホントによく使うアプリが置かれている
画面右端に縦に並ぶ4つのショートカットが「よく使うアプリ」(と筆者が勝手に呼んでいる)のエリアだ。デフォルトでは上から「ブラウザ」「メール」、アプリ一覧を表示するボタンを挟んで「ついっぷる」「アンドロナビ」とある。それらの特徴は以下のとおりだ。
ブラウザ
名前どおりのウェブブラウザー。800×480ドットの解像度狭くて使い勝手が悪いのでは? と思いきや、幅800ドットを超えるページは一般的なスマートフォン同様、自動的に縮小されてキッチリと画面幅に収まって表示される。7型とそこそこ大きい画面を横画面で使って表示しているだけに、縮小されたとしてもそれほど違和感ない。
つまり、Smartiaの横画面は日常で頻繁に使うあろうブラウザーでの読みやすさにも貢献しているというわけだ。なお、ブラウジングにはタッチ操作よりもスタイラス操作の方がより快適に感じた。それはページ内に表示されているリンクをタッチする際に、指よりもスタイラスのほうが確実にヒットできるからだ。スタイラス操作は本当にオススメである。
メール
メールも横画面に適した2ペインのデザインを採用する。左ペインに受信トレイなどのメール一覧、右ペインにメールの内容が表示される。ビッグローブのメールはBIGLOBE IDを入力するだけで利用できるが、それ以外のメールなど、複数のメールアカウントを登録して使うこともできる。
ついっぷる
「ついっぷる」はビッグローブが開発/提供しているTwitterクライアントである。ウェブ版やiPhone版、ケータイアプリ版なども用意されており、読みやすいデザインと必要十分な機能でTwitter初級者から上級者まで幅広く使われている。Smartiaで初登場となったAndroid版は2ペイン型の画面を活かして、ツイートを読むのも投稿するのも便利だ。
アンドロナビ
アンドロナビに関しては、先ほど解説したのでここでは割愛する。
細かなアプリやツールも便利
このほかにも、さらに便利なアプリがプレインストールされている。いくつか紹介しよう。
お届けフォト
Smartiaはデジタルフォトスタンドとしても活用できるが、それを手助けするアプリ。画像ファイルをメールに添付して送るだけで、写真を表示できる。田舎の両親にSmartiaをプレゼントして、子供の写真を送ったりするのにも便利だ。
音声検索
Android搭載端末ではすでにおなじみだが、Google音声検索で検索キーワードを発生するだけGoogle上でキーワード検索ができる。
カメラ
300万画素カメラが内蔵されている。画質はそれなりのレベルだ。ただ処理速度が遅いのか、動きの速い被写体を撮るのは少々難しかった。
YouTube
名前とおりのYouTube再生用アプリ。Smartiaをスタンドに置いて、再生を続ければまるでテレビのような感じで見られる。
BIGLOBEゲート(β)
ビッグローブが開発中のクラウドサービスを利用できるというもの。現在は「つんどく」というサービスがある。これはPCのブラウザーでURLをドラッグ&ドロップするだけで、クラウドを介してブックマークを共有するというもの。時間が無いときにおもしろそうなサイトを見つけた際に登録しておけば、あとからスキマ時間にスマートフォンやSmartiaなどでチェックできる。