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クッキングトイが熱い! 年末年始は子どもと料理! 第4回

大晦日に備えてそばの作り方をマスターするぞ!

2010年12月22日 18時00分更新

文● 丸子かおり 撮影●神田喜和 モデル●浅野優菜

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こねてこねて、初めてのそば生地作り

優菜ちゃん「水回し、どれくらい回すのー」
お母さん「うーん、120回転から150回転かな。時間にして3分ぐらい」
優菜ちゃん「うーむ、けっこう回すのね」
お母さん「そうしないと、粉に均等に水が行き渡らないのよ」

回し始めて3分後。大分、水回しができてきた状態

お母さん「おおー、生地がポロポロになってきたねぇ」
優菜ちゃん「お母さん、本当にこのボロボロの状態で、本当におそばになるの?」
お母さん「大丈夫よ。次は"こねる"作業だから」
優菜ちゃん「どうやってこねるの?」
お母さん「水回し用の穴の反対側に、細長い穴があるでしょ。そこに"こねベラ"を入れてハンドルを回すの」

フタにこねベラを差し込んでいるところ。これでハンドルを回せば、こねることができる

お母さん「じゃあ、こねるのは力がいるから、お母さんがやろうか?」
優菜ちゃん「大丈夫、私がやる!!」

(1分後……)

優菜ちゃん「ひゃあ、ハンドルが重い!」
お母さん「ほらほら、お母さんが代わるから」

がんばって生地をこねる優菜ちゃん。この部分は大人がした方がよさそうだ

いよいよそば生地を完成させるぞ

お母さん「ふう、大分まとまってきたから、こねる作業はここで終わり」
優菜ちゃん「おつかれさーん」
お母さん「だけど、つぎに“くくり”の作業があるのよね」
優菜ちゃん「くくりって?」
お母さん「そば生地をまとめて手でこね上げて、生地を作り上げることよ。ここは手作業だし、力がいるからお母さんがやるわね」
優菜ちゃん「りょーかい!」

くくりの段階。この部分だけは、器具を使わず自分の手で生地を練る

お母さん「くくりの目安は50回。空気が混ざらないように親指の付け根で揉み込むようにするのがコツね」
優菜ちゃん「おおー、ダイナミック!! ザラザラだった生地がまとまってきたね」
お母さん「だいぶ、生地が滑らかになったでしょ」
優菜ちゃん「そうだね」

くくりの後半になって、大分まとまってきた状態。生地が滑らかになったら終了だ

お母さん「ふー、くくりの作業で肩こったー。優菜ちゃん肩揉んで」
優菜ちゃん「それでは、グリグリッ(ニヤッ)」
お母さん「きゃー、ちょっと痛い痛い。私の肩はそば生地じゃないんだから! そうだ、生地を2等分しないと」
優菜ちゃん「どうして2等分するの?」
お母さん「この生地の分量は2人前なんだけど、のして切るのは1人前ずつしかできないのよ。だから2等分して、片側は乾燥しないようにラップでくるんでおくの」
優菜ちゃん「もう片側の生地はどうするの」
お母さん「次の“のす”作業をやりやすくするために、厚さ1センチ、幅6センチの形に伸ばしておくのよ」

くくりが終わったあとの生地。半分はのし用に形を整えて、もう半分は丸めてラップに包んでおこう

(次ページへ続く)

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