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クッキングトイが熱い! 年末年始は子どもと料理! 第2回

こねて混ぜて膨らませて「こねパン」でパンを作る!

2010年12月20日 19時37分更新

文● 丸子かおり 撮影●神田喜和 モデル●浅野優菜

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オーブンで焼く前に
やることいろいろ……

優菜ちゃん「さあ、そろそろオーブンの出番だー!」
お母さん「ストップ! 焼くのはちょっと待って」
優菜ちゃん「えー!!」
お母さん「“二次発酵”というのが必要なのよ」
優菜ちゃん「また発酵させるんだ」
お母さん「美味しくてフワフワのパンを作るのには大事な工程よ。生地をオーブンの天板の上に乗せて、35℃~40℃ぐらいの温かいところで30分待つの」
優菜ちゃん「じゃあ、天板の上に丸めた生地を乗せるね」

二次発酵の際は、発酵で膨らむ分だけ、生地と生地との間になるべく隙間を作って天板に置こう

お母さん「うーん、ちょっとは膨らんできたかな」
優菜ちゃん「じゃ、次はオーブン!?」
お母さん「まだ、もう1ステップやることがあるのよ」
優菜ちゃん「何、なぁに?」
お母さん「パンのツヤ出し。表面がこんがりツヤツヤのパンにするには、溶き卵を焼く前に表面に塗るのよ」
優菜ちゃん「そうなんだ~」

生地に溶き卵を、付属のはけで塗るお母さん

お母さん「さぁ、溶き卵を塗ったから、いよいよオーブンで焼くわよ」
優菜ちゃん「じゃあ、天板を持って、と」
お母さん「あ、危ない。天板を使う作業はお母さんに任せて。オーブンなど、高温を使う道具を扱うときは必ず大人の人が行なってね

お母さん「オーブンは180度の温度で、約13分焼いてできあがりと」

※しばらく休憩中……
優菜ちゃん「もう13分経ったね」
お母さん「うーん、キレイに焼け目がついたし出してみるか」

パンの焼き上がり。オーブンは熱いのでドアを開ける時は十分に注意しよう

優菜ちゃん「お母さん! 早くオーブンから出して!」
お母さん「そんなに急がないの! もう」

焼きあがったパンは、天板ごとミトンを着けて取り出そう

優菜ちゃん「うわぁ、いい匂い! 焼きたてのパンの匂いっていいね」
お母さん「本当! キレイにできたわね」

お母さん・優菜ちゃん「できあがりー!!」
お母さん「ちょっと味見してみようか」

※2人で食べてみる……
優菜ちゃん「美味しい! だけど……」
お母さん「だけど……?」
優菜ちゃん「なんとなく食感が、パンとスコーンの中間みたい」
お母さん「うーん、発酵が足りなかったかな? 確かにジャムと紅茶が合いそうね」
優菜ちゃん「でも、美味しい」
お母さん「自分で作ったパンだものね。やっぱり美味しいと思うわ」

お母さん「では、次のページからは違うバージョンのパンの作り方を紹介!!」

(次ページへ続く)

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