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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第42回

必要十分の大画面スタンダードノートPC

Lenovo G560 (2)──ビジネス&ホームで活躍するシンプルPC

2010年12月23日 11時30分更新

文● エースラッシュ

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第2回となる今回は、実際の使用感についてレビューしていきたい。

必要十分のシンプルなインターフェース構成

 インターフェースは外部ディスプレイを接続するVGAポートと、マイクとヘッドフォンを接続するオーディオポート、有線LANポートの他には5in1マルチカードリーダーにExpressカード/34スロットと、USB2.0ポートが3つ、と非常にシンプルだ。

本体手前側の左端には、無線LAN機能のオンオフを切り替えるスイッチがある

本体手前の右端には5in1マルチカードリーダーを配置

 現在販売されているモデル(06798NJ)ではUSB2.0ポートが2つになり、eSATAコンボポートとHDMIポートが搭載されている。

本体右側面にはオーディオポート、光学ドライブ、USB2.0ポート×1が配置されている

本体左側面にはLANポート、VGAポート、USB2.0ポート×2、Expressカード/34スロットが配置されている

 そういう意味では、光学ドライブも必要十分を狙ったDVDスーパーマルチドライブだ。非常に廉価なモデルでは今でもCD-ROMドライブを搭載していることがあるが、それは不便だ。今では映像鑑賞をしなくとも、DVDメディアで販売されているアプリケーションはあるし、バックアップデータを保存する媒体として書き込み可能なドライブは欲しい。DVDスーパーマルチドライブならばその要望を満たしてくれる。

光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを採用

ディスプレイ上にはカメラが内蔵されている

 もっと高解像度の映像を楽しみたい、という人ならばBDドライブが欲しいだろうが、これも必須というものではない。HDMIも、eSATAも、USB3.0も、搭載されていればなお良いが、搭載されていないことで非常に困るという人は実は少ないだろう。むしろそうした「あったら便利だけれど、なくても平気」なものを削ったおかげで購入しやすい価格になっているのだと考えると、多くのユーザーにメリットを提供する選択を行なっているモデルなのだ。

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