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買ったからには全部言いたい! ニコン「D3100」の実力 最終回

手持ちのレンズ資産はD3100で活かせるか!?

2010年12月16日 12時00分更新

文● 小林 伸

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手持ちで1番相性がいい!?「50 F1.4G」

「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」

 単焦点は「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」(以下50 F1.4G)を所有。このレンズは本来、FXフォーマット用のレンズであるが、もちろんDXフォーマットのD3100でも使用できる。本体重量は約280gと軽量にも関わらず、レンズにモーターを内蔵しているのでD3100でも何の不満も感じずに使用できた。

 そもそもコンパクトなD3100のボディには単焦点レンズのほうが似合うような気もする。F1.4の明るい開放値は、キレイな後ろボケが期待できるし、(DXフォーマットカメラで使用したときの)35mmフィルム換算で75mmという画角もポートレイト撮影に向いているかもしれない。そんなレンズが実売価格5万円で購入できるというのは、なかなか魅力的だ。

コンパクトさがD3100の最大の魅力

 手持ちレンズ組み合わせて撮影していた中で、改めてD3100のボディのコンパクトさ(幅124×奥行き74.5×高さ96mm)を実感した。35mmフィルムカメラ用に作られたレンズはやはり大きめであり、D3100のコンパクトさを活かした使い方をしたいのであればDXフォーマット用レンズか単焦点レンズをお勧めする。

 カメラバッグではない、普通のバッグに入れて持ち歩けるD3100は、今や筆者のお気に入りの1台になっている。

 カメラとしての不満点はほとんどないのだが、1つだけ言わせてもらえれば、最近流行の動画撮影に関してだろう。フルHD(1920×1080ドット)での撮影が可能なのに、最長録画時間が10分までというのは少々物足りないかもしれない。

 しかし、今までのフィルムカメラの置き換えと考えて購入するのであれば、ついでに10分の動画撮影ができるだけでも十分ではないかと思う。


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