Lenovo Ideaシリーズ大研究 第21回
デザインセンス抜群の21.5型オールインワンデスクトップ
IdeaCentre A310(1)─美しさを徹底したボードPC
2010年12月22日 11時00分更新
キーボード、マウスはワイヤレス
PCに詳しい人は「キーボードとマウスは本体に接続しなくていいのか?」と思うだろうが、実はそれも不要。キーボードとマウスはBluetoothによるワイヤレス接続タイプなので、「接続端子がどれかわからない……」なんて悩みは皆無なのだ。
充実のインターフェースに驚く!
本製品は本体は液晶の台座部分と兼用という、実に合理的なデザインとなっている。この小さなボックスの中には、2.26GHzで駆動するインテル Core i3-350M プロセッサー、2GB(最大8GB)のメインメモリー、そして320GBのHDDが搭載されている。グラフィックス機能はCPU内蔵のインテル HDグラフィックスだ。
インターフェース類は、USB 2.0×4(側面×2、背面×2)、1000BASE-T対応有線LAN端子、ヘッドホン出力/マイク入力×1(側面)、家庭用ゲーム機/AV機器などを接続し表示できるHDMI in端子(入力)×1、液晶TVなどに出力できるHDMI out(出力)×1、セキュリティー・キー・ホールと、このサイズでよくこれだけの種類を搭載できたなといった印象を受けるほど充実している。
掲載した写真を見てすでに気付いているかもしれないが、IdeaCentre A310の本体部分には光学式ドライブは搭載されていない。その代わり、USB接続の外付けDVDスーパー・マルチドライブを同梱しており、ソフトのインストールなど必要なときだけ接続するといった使い方が可能だ。またネットワーク機能では、先に挙げた有線LANに加え、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LANを利用できるため、本格的なケーブルレス環境を実現できるようになっている。
個人的には、SDメモリーカード、SD Pro、xDカード、マルチメディア・カード、メモリースティック、メモリースティックProなどに対応する7 in 1 メディア・カード・リーダーが用意されていることが非常に便利に感じられた。仕事やプライベートでデジタルカメラによる撮影が多い方の場合、メモリーカードからデータをすぐにPCにコピーできるのはありがたいはずだ。
同種のサイズの液晶一体型PCでは、SD(SDHC/SDXC)メモリーカード、メモリースティック(デュオ/Pro)のみ対応という例が多く、IdeaCentre A310が、コンパクトさだけでなく使い勝手にも配慮したパーツ構成を採用している点を評価したい。
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