Lenovo Ideaシリーズ大研究 第21回
デザインセンス抜群の21.5型オールインワンデスクトップ
IdeaCentre A310(1)─美しさを徹底したボードPC
2010年12月22日 11時00分更新
美しさを追求した21.5型オールインワンデスクトップ
レノボのコンシューマー向けブランド「Idea」には、デスクトップ製品群として「IdeaCentre」シリーズがあり、タワー型の「IdeaCentre K」シリーズ、インテル製CPU搭載液晶一体型「IdeaCentre A」シリーズ、AMD製CPU搭載液晶一体型「IdeaCentre B」シリーズが存在する。この中でも「IdeaCentre A310」(4073-1CJ)は、とりわけスタイリッシュな液晶一体型PCとしてリリースされている。インテル Core i3-350Mプロセッサー、1920×1080ドット表示対応の21.5型ワイド液晶、320GB HDDとスペックも十分で、ワンルームマンションなどスペースが限られた部屋に住むユーザーは手を出しやすいはずだ。
発売時期:2010年7月
レノボというと、「ThinkPad」ブランドのノートPCを想像しがちだが、コンシューマー向けブランドの「Idea」シリーズにおいても魅力的な製品のリリースを精力的に行なっている。「IdeaCentre」シリーズが、そのIdeaシリーズにおけるデスクトップ製品群にあたり、デザインセンスのいいおしゃれなPCが多い。本稿ではその中でも、21.5型ワイド液晶を搭載する超薄型スタイリッシュボードPC「IdeaCentre A310」(4073-1CJ)を紹介したい。
液晶ディスプレーだけかと思ったら
本体も付いていた!?
本体を段ボールから取り出すと、そのデザインにより、液晶ディスプレーだけが梱包されているのかと勘違いしてしまうほど、IdeaCentre A310は本体部分が薄く小さい。CPUやメモリー、HDDなどのパーツが台座の部分にすべて収まっているのだから驚きだ。
スペックについては後述するとして、まずは特徴的なディスプレー部分について紹介しよう。21.5型のワイドLED液晶は1920x1080ドット表示が可能で、縦横比16:9のフルHDコンテンツにもバッチリ対応できる。そしてこのIdeaCentre A310のポイントが、液晶一体型のため、ディスプレーと本体との接続ケーブルなどが必要ない点にある。すべてアーム部分の中で配線されているため、ケーブルでゴチャゴチャとすることなくスッキリと設置できるのだ。そのため、IdeaCentre A310を使う際に接続する必要があるのは、電源ケーブルのみとなっている。これなら、よっぽどの初心者でも買ってすぐに使えるはずだ。ワンルームマンションなど、スペースが限られた場所に配置したいという場合も、このシンプルさはありがたい。
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