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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第38回

AV関連、「OneKey Theater2.0」、「Sprit Screen」を解説

IdeaPad Y560(2)──映像関連機能を極める

2010年12月23日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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「IdeaPad Y560」は、Blu-ray Discドライブ、JBLスピーカー搭載により、最新映像を存分に楽しめる。また、マルチディスプレー環境、「OneKey Theater2.0」、「Sprit Screen」を使いこなすことで、さらに便利になる。

15.6型ワイド液晶、Blu-ray Discドライブで
最新映像を楽しめる

 「IdeaPad Y」シリーズのコンセプトは、マルチメディアノートPCだ。「IdeaPad Y560」(0646L2J)の場合、15.6型ワイドという大きな液晶ディスプレーと、Blu-ray Discドライブの存在が、これを実現してくれている。

 15.6型ワイドというサイズは、デスクトップPCの代替機として据え置きで使うのにも問題がない、十分な大きさだ。映画などを見るにも、パーソナルな鑑賞環境としてはちょうど良い。最新の映像作品はすでに多くがBlu-ray Discでリリースされているし、やがてはゲームもBlu-ray Discで登場する作品が増えるだろう。ノートPCを積極的に使いこなしたいユーザーの必須の機能だ。

本体右側面に設置されている光学式ドライブは、Blu-ray Disk/DVD±R/DVD±RW/DVD±R DL/DVD-RAM/CD-R/CD-RWの読み書きに対応

 また、Blu-ray Disc/DVD±R/DVD±RW/DVD±R DL/DVD-RAM/CD-R/CD-RWの読み書き対応しており、各種ファイルを手軽に残しておける。自分で編集した映像の保存や、バックアップデータなどの大容量データ保存を行ないたい人にとっても使いやすい。

迫力あるサウンドのJBLスピーカー

 キーボード奥に搭載されているスピーカーは、ハーマンインターナショナルが提供するJBLブランドのものだ。手持ちのヘッドホンでもサラウンドサウンドを楽しませてくれる「Dolby Home Theater」も搭載しているので、コンパクトに映画を楽しみたい人にぴったりのマシンになっている。

キーボード奥に配置されたJBLのスピーカー

HDMIで大画面TVに出力、マルチディスプレーもOK

 普段1人で楽しむ時には十分なディスプレーサイズも、仲間や家族と一緒に映像を楽しみたい時などには少々力不足になってくる。そんな時に便利なのが、HDMIケーブルを使ってリビングの大型TVに出力するという方法だ。

外部ディスプレーを使えば複数のウィンドウを広げての作業も快適に行なえるようになる

 HDMI端子を持った機器同士を接続するのは非常に簡単で、ケーブル1本で接続すれば音声も映像もしっかりと出力される。難しい配線は面倒だという人でも、気軽に着け外しできるので頻繁に使うようになりそうだ。設定も簡単で、ケーブルで接続した後、TV側のチャンネルを「HDMI入力」に切り替えるだけでOKだ。

HDMIでのTV接続はケーブルでつなぐだけでOK

 出力先はTVに限らない。アナログRGB出力端子を搭載しているため、外部のディスプレーに接続することも可能だ。横に置いたディスプレーを本体ディスプレーの続きとして利用することもできるし、大型ディスプレーに本体と同じものを表示して広々と作業したり、会議で多くの人に見せたりという使い方もできる。

 出力方法はIdeaPad Y560側で[Fn]キーと[F3]キーを同時に押して出力方法を選択するだけでよい。2つ目のディスプレーがあるというのは想像以上に便利だ。仕事での利用に役立つのはもちろんだが、ゲームユーザーの場合攻略サイトを開いておいたりしても良い。映画を見ながら友人とメッセンジャーで感想を言い合っても面白いだろう。手持ちのディスプレーがあるならば、ぜひ活用してみてほしい。

キーボードの[Fn]と[F3]キーを同時に押すと画面出力方法の切替画面が表示される

 また、DVI端子を装備している液晶ディスプレーに接続したい場合は、オプションの変換アダプターをHDMIポートに差すことで利用できる。このほか、外部ディスプレーを接続した場合の解像度は最大で2048×1536ドットまでとなっていることを覚えておくといいだろう。

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