Lenovo Ideaシリーズ大研究 第36回
拡張性の高さが魅力のミニタワーPC
IdeaCentre K320(4)──IdeaCentre K320を選ぶ4つの理由
2010年12月23日 11時30分更新
ここまで3回にわたって紹介してきた「IdeaCentre K320」。購入をおすすめするポイントは多々ある。そこで最後にK320を「選ぶ理由」についてまとめよう。
理由1:Core i7+GeForce GT 320で高い性能を実現
IdeaCentre K320は、CPUに8スレッドの同時実行が可能なCore i7-870を搭載し、GPUとしてNVIDIAのGeForce GT 330を搭載しているため、PCとしての基本性能は、一般的な液晶一体型PCやノートPCよりもはるかに高い。
フルHD動画の編集や再エンコード、デジタル一眼レフで撮影した高解像度RAW画像の現像など、CPU負荷の高い作業も快適にできる。
GPUは、単体GPUとしてはエントリークラスの製品だが、Core iシリーズの内蔵グラフィックス機能に比べれば、格段に描画性能は高い。
CPU性能が高いこともあり、最新ゲームでも、1280×720ドット程度なら十分にプレイできるパフォーマンスを実現している。
HDD容量も1TBと大きく、写真や動画などのマルチメディアデータも余裕で保存できる。
息子はゲーム、母親はネットサーフィンとネット動画再生、父親は趣味の写真やビデオ編集に使うなど、家族みんなの用途に対応できるマシンだ。
理由2:拡張性とメンテナンス性の高さ
IdeaCentre K320は、ミニタワー筐体を採用しているため、内部の空間に余裕があり、拡張性も高い。
ドライブベイに関しては、3.5インチシャドウベイと5インチベイが1基ずつ空いているので、2台目のHDDを増設したり、BDドライブを追加することも可能だ。
また、左側のサイドパネルの固定に手回し式のローレットスクリューが使われているため、ドライバーを使わずにサイドパネルを外せることも嬉しい。3.5インチシャドウベイは、プラスチック製ステーを利用してHDDを固定するようになっているので、HDDの追加の際にもネジやドライバーは不要だ。5インチベイも同様に、ネジやドライバーを使わずに、光学ドライブを固定できるようになっているので便利だ。
拡張スロットとしては、PCI Express x1スロットが2基とPCIスロットが1基空いているので、地デジチューナーカードを装着するなど、用途に応じて機能を強化できる。拡張カードの増設や着脱もドライバー不要であり、メンテナンス性も優秀だ。
スリムタワー筐体ではなく、ミニタワー筐体なので、一般的なサイズの拡張カードが使えることも魅力である。標準で装着されているGeForce GT 330搭載ビデオカードを外して、さらに高性能なビデオカードに交換することも可能だ。
この連載の記事
-
第88回
デジタル
「IdeaPad U260」のベンチマークで性能をチェック -
第87回
デジタル
「IdeaPad U260」標準付属のアプリケーション -
第86回
デジタル
IdeaPad U260のウリ! 英字キーボードのうち心地は? -
第85回
デジタル
18mmの薄さで決めたい、IdeaPad U260 -
第84回
デジタル
IdeaPad S100を快適に使うツボ -
第83回
デジタル
ネットブックの本領発揮! QuickStartを使いこなす -
第82回
デジタル
Atomでどこまで戦えるか? -
第81回
デジタル
進化を続けていたネットブックIdeaPad S100 -
第80回
デジタル
H330付属の「i-フィルター」を試す -
第79回
デジタル
Lenovo H330のプレインストールソフトをチェック! -
第78回
デジタル
コンパクトでも性能十分な、Lenovo H330 - この連載の一覧へ