ポイント その4
Web上に公開されているサンプルコードを利用しよう!
最後に、この先の開発を進めていくにあたって、ぜひ参照していただきたいページを紹介しよう。
本記事のコラム内でも少し触れたが、このページはマイクロソフトのMSDN内で公開されているサンプルコード集だ。逆引きによって、自分がやりたいことからサンプルコードを探したり、10行という短いサンプルコードで.NETテクノロジーを学べたりと、分かりやすいサンプルコードや情報が充実している。
また、SilverlightやWindows Azureについてのサンプルも多数掲載されているので、これから.NET開発を始めたい、という方には特にオススメのページだ。
例えば、今回のアプリケーションでも利用している、Silverlight 4のドラッグ&ドロップについてのサンプルコードもこちらに掲載されている。
MSDNライブラリのリファレンス的な情報はもちろん有効だが、初めて触れるテクノロジーについて、このような分かりやすいサンプルコードが用意されているのは、大変頼もしい存在だ。
皆さんもぜひこのような情報を活用して、Windows Azure開発、そして.NET開発を楽しんでいただきたい。
“Windows Azure”の情報は、まだまだあるぞ!!
現在はキャンペーンサイトだが、2011年1月中旬にリニューアルして、Windows Azure に関するビジネス・価格・支援プログラム・その他の豊富な情報が掲載される予定だ。ぜひともブックマークして、今後も定期的にチェックしていこう。
マイクロソフトが主催する、Windows Azure Platformを活用したアプリケーションのコンテスト。公共分野のアプリケーションが対象だが、そのほかの業種・業務からでも参加可能。詳細は公式サイトで確認されたい。応募期間は2011年3月末まで。
Windows Azure ハンズオントレーニングも引き続き開催!?
2010年末まで全国各地で開催されたハンズオントレーニングだが、2011年も引き続き、無料のトレーニングを企画・準備中らしい。2010年12月中には申し込みサイトが公開されるとのことなので、上記サイトは要チェックだ。まだWindows Azure Platformに二の足を踏んでいる方は、まずこれらのイベントに体験してみてはいかがだろうか。
著者:飯島進仁(いいじま しんじ)
株式会社 ふむふむソフト代表取締役。 業務委託でのソフトウェアやWeb開発をメインとして、企画、制作、執筆、開発と全然関係ない講演や制作など、さまざまな依頼にお応えする業務を行なっている。Silverlightなどを使った地味な研究や、一部の方々に好評なガジェットなどをブログにて公開中。
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