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2010化粧品国内市場、ネット通販が販売シェア2位に

2010年12月10日 09時43分更新

記事提供:通販通信

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 富士経済は12月9日、国内の化粧品市場を百貨店、ドラッグストア、通信販売など販売チャネル別に調査しその結果を調査報告書「化粧品チャネル・トレンドデータ 2010」にまとめた。

 調査結果によると、化粧品市場は2004年から2007年まで拡大。2010年は、景気の先行き不透明感から消費マインドの冷え込みが続いており、化粧品市場は3年連続で縮小が見込まれる。

 また、店舗販売は各チャネルとも厳しい環境にあり、2年連続で市場が縮小する見通し。 無店舗販売は引き続き通販が牽引していくものの、上位ブランドの一部が苦戦しており成長の鈍化が見込まれる。

 上位チャネルの市場動向では、ドラッグストアが化粧品市場で最大規模のチャネルで店舗販売の牽引役であったが、2009年に続き2010年も市場の縮小が予想される。

 通販は、インターネット/モバイル通販が急成長しているほか、カタログ通販やテレビ通販も好調に推移しており、2009年は前年比13.2%増と全チャネルで唯一増加。化粧品店・薬局・薬店を抜き、量販店に次いで3番目に市場規模の大きなチャネルとなった。2010年には量販店を抜き2番目に大きなチャネルになると見込まれる。

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