従来機から動画撮影機能が若干変更に
EX-ZR10は約28mm~196mm(35mmフィルム換算)の光学7倍ズームレンズを搭載。超解像技術を採用するデジタルズーム「プレミアムズーム」併用時では、約14倍までの望遠撮影が可能だ。
連写速度は最大40枚/秒と従来通りだが、動画撮影機能はHIGH SPEED EXILIMシリーズから若干変更されている。従来機では秒間最大1000コマ(224×64ドット)の撮影が可能だったハイスピードムービーは、EX-ZR10では秒間最大480コマ(224×160ドット)までと変更されている。
記事掲載当初、ハイスピードムービーの最大秒間コマ数に誤りがありました。お詫びして訂正いたします(2010年12月20日)
また、フルHD解像度(1920×1080ドット/30fps)の動画撮影が行なえるのは従来機と同じだが、保存形式がMotionJPEGからMPEG-4 AVCに変更されている。
コンデジのオモシロ撮影機能も
侮れなくなってきた!?
EX-ZR10のHDRアート機能は、被写体との相性がよければまさに絵画風の写真になる。具体的には、紅葉の風景や夕方の街並み、錆びた機械など、暖色系の被写体とは相性がいいと感じた。逆に蛍光灯下の室内など、白色系の照明下は苦手な印象だ。
どちらにせよ、デジカメの自動処理でここまでできるのは大したものである。コミPo!も含め、ハードやツールを使いこなせば、誰でも簡単にアート作品が作れる時代が本格的に到来しているのかもしれない。