ナナオ(EIZO)
FlexScan S2243W-HX
サイズ/解像度 | 22インチ/1920×1200ドット | スピーカー | 0.5W+0.5W |
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パネル種類 | VAパネル | ||
入力端子 | DVI-D、DisplayPort、D-Sub15ピン | ||
設置面積 | 幅511×奥行き240.5×高さ347.5mm | ||
実売価格 | 5万9800円前後 |
VA液晶パネル採用で
Adobe RGB95%の広色域と広視野角を実現
ナナオ(EIZO)の「FlexScan S2243W-HX」は、視野角と発色に優れたVA液晶パネルを採用したハイエンドモデルだ。最近は1920×1080ドット表示のフルHD表示に対応した液晶モニターが主流だが、FlexScan S2243W-HXは、1920×1200ドットのWUXGA表示に対応しており、フルHD表示に比べて、縦方向が120ドットほど大きい。表示色域は、Adobe RGBを95%カバーし、NTSC比でも92%カバーしており、非常に優秀だ。
視野角は垂直・水平とも178度と広く、斜めから見たときの色味の変化も小さい。コントラスト比は1200:1で、ネイティブコントラストしてはかなり高い(ダイナミックコントラスト機能は非搭載)。輝度は350cd/m2と高く、応答速度はGTGが6ms、黒→白→黒が12msである。ノングレアタイプの液晶なので、外光の映り込みが少なく、長時間使っていても疲れにくい。
本体のデザインは、直線を主体としたシンプルなデザインで、額縁部分も比較的狭い。本体のカラーは、今回試用したブラック以外に、セレーングレイも用意されている。入力端子として、DVI-D、DisplayPort、D-Sub15ピンを備えるほか、2ポートのUSBハブ機能ハブ機能も搭載。また、0.5W+0.5Wのステレオスピーカーを内蔵しており、ヘッドホン端子も備えている。
スタンドはスイーベルやピボット、高さ調整にも対応
FlexScan S2243W-HXは、チルトだけでなく、スイーベルや高さ調整、ピボットにも対応した高機能スタンド「FlexStand」を採用していることも魅力だ。チルト角度は、下0度、上30度の範囲で、スイーベル範囲は左右それぞれ172度と広い。さらに画面を回転させて縦画面で利用するピボット機能や上下の高さ調整機能も備えているので、置き場所を選ばず、見やすい位置と角度に設置できる。
外光センサーを搭載し、自動明るさ調整機能を実現
OSDの操作は、本体下部に用意されているボタンで行なう。ボタンの数は全部で10個と多いが、OSD操作に使うボタンは5個で、それ以外は自動明るさ調整機能「Auto EcoView」のオン/オフを行なうAuto EcoViewボタン、省電力の度合いをグラフ表示する「EcoView Index」を呼び出すEcoView Indexボタン、入力切替ボタン、FineContrastモードを切り替えるモードボタン、および一番右にある電源ボタンとなっている。
ボタンの左には、外光センサーが搭載されており、Auto EcoViewを有効にすることで、周囲の明るさに応じて最適な輝度に自動調整できる。
OSDの設定項目は標準的だが、表示がアイコン主体であり、慣れないとややわかりにくい。WUXGA解像度以下の信号が入力された場合の表示方法は、フルスクリーンとアスペクト固定で拡大、ノーマル(ドットバイドット表示)の3種類から選べる。
工場出荷時設定での消費電力は34Wで、このクラスとしては標準的だ。
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