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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第30回

パフォーマンスも十分で騒音も低い

Lenovo H320(2)──バランスのよいパフォーマンス

2010年12月23日 11時30分更新

文● 石井英男、写真●篠原孝志(パシャ)

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第2回となる今回は、実際の使用感についてレビューしていきたい。

CPU使用率は40%程度

 実際にテストしてみると、Aeroデスクトップも軽快に動作する。Flash Player 10.1を導入して、YouTube動画を再生してみたが、1280×720ドットのHD動画はもちろん、1920×1080ドットのフルHD動画も問題なく再生できた。

 フルHD動画再生時のCPU使用率は40%程度で、まだまだ余裕がある。Office 2010をインストールして、Excel 2010やWord 2010で文書の作成や編集を行ってみたが、メモリーも標準で4GB実装しているため、アプリケーションの起動も高速で、快適に作業できた。

 キーボードもゆったりしており、打鍵感は良好である。長文のメールやレポートも苦にならないだろう。

CPUクーラーがLEDによってライトアップされている

 Lenovo H320は、CPUクーラーに青色LEDが内蔵されており、電源を入れると美しく点灯する。

CPUクーラーに青色LEDが内蔵されており、電源を入れると点灯する

 ゲーミングPCなどでは、光るファンを搭載したものも珍しくはないが、大手メーカー製PCとしては珍しい。

 内部のメンテナンスについてだが、ネジ3本を外すことで、サイドパネルを外せる。

ネジ3本を外すことで、サイドパネルを外せる。この状態から、さらにフロントパネルを外し、光学ドライブとCPUクーラーのフードを外すと、マザーボード全体にアクセスできるようになる

 この状態では、マザーボードの一部にしかアクセスできず、メモリの増設などは、フロントパネルを外して、光学ドライブとCPUクーラーのフードを外すと、マザーボード全体にアクセスできるようになる。

 メモリ増設などの作業はやや面倒だが、スリムタワーとしては標準的といえるだろう。

  なお、拡張スロットはPCI Express x16スロットとPCI Express x1スロットが1基ずつ空いている。利用可能な拡張カードはLowProfile仕様のみだが、拡張スロットへのアクセスは、サイドパネルを外すだけで可能だ。

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