ファミリーマートは11月25日、毎日新聞社と共同で、ファミリーマート商品の宅配実験を実施することで合意したと発表した。
12月に大阪市と堺市内のファミリーマート直営店8店舗で実験を開始。
毎日新聞は、商品の配達や集金業務を14箇所の毎日新聞の販売店が担当。また、同スキーム構築のために、顧客へのヒアリングも実施する。
一方のファミリーマートは、宅配の電話での受注、商品の用意を指定の店舗で実施。前日の13時までに注文すれば、翌日の12時前後に配送する。
まずは、店舗近隣のオフィスの昼食需要への対応として、昼間のオフィスへの宅配から開始。その後、特に中高年の顧客を中心とした個人宅向けの宅配も順次開始する計画。ファミリーマート店舗が電話で受付し、配達は販売店の担当者が受け持つので、パソコンを持っていない人や、操作が苦手な方でも利用できる。
実験結果を検証したうえで、サービス店舗、地域の拡大などを検討している。