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シャープ、秋葉原でGALAPAGOSの体験イベントを開催

2010年11月29日 18時15分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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ブックカバーや保護フィルムも発表

手帳型ブックカバーとポーチタイプレザーケース

右側2つはエレコムの手帳型ブックカバー、左の2つはミヤビックスのポーチタイプレザーケース

フードタイプインナーケース

左の2つはエレコムのフードタイプインナーケース。柔らかい素材で端末を包む

 携帯して使う電子書籍端末には欠かせないオプションと言えば、ブックカバーやケースの類だろう。GALAPAGOSではシャープ純正品のブックカバー/ケースは用意されていないが、エレコムやミヤビックスなどから専用のブックカバー/ケースが発表されている。

 エレコム製品の場合、手帳タイプのブックカバーはモバイルモデル向けが4200円、スタンドにもなるホームモデル向けが7035円。そのほかにディスプレー面を保護する液晶保護フィルムや、スタンドもラインナップされている。

電子書籍端末は日常に溶け込む物に(平野氏)

平野啓一郎氏(右)

自書の新刊を表示したホームモデルを手にした平野啓一郎氏(右)

 TSUTAYA GALAPAGOSから新刊本の電子書籍版を出すことになった作家の平野啓一郎氏は、体験会で行なわれたトークセッションにて、電子書籍に対する考えを語った。

 と言っても平野氏は特に気負いもなく、電子書籍の広がりは「自然なこと」と受け止めているようだ。すでに我々が読む文字は、紙よりもモニター上の方が多い時代であり、(紙と同時に)電子書籍で新刊を出すのも自然なことである、と平野氏は述べる。

 GALAPAGOSの端末について平野氏は、紙と液晶ディスプレーの視認性について言及。明るさを調整することで自分にとって心地いい表示状態を見つければ、紙と比べた悪印象もなくなるとしている。

 また今後の電子書籍端末の方向性については、「日常に溶け込む。特別じゃない物に」として、ごく普通に生活空間の中に溶け込む製品を目指してほしいという希望を述べた。

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