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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第4回

レノボ謹製の実用ツール群を使いこなす

IdeaPad Z560(4)─顔認識や無線LANを便利に使う

2010年12月10日 12時00分更新

文● エースラッシュ

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「IdeaPad Z560」にプリインストールされているツール群は、「さすがレノボ!」という実用性の高いものが用意されている。これらを使いこなし、さらに快適な環境を構築しよう。

 メーカー製PCには多くの場合、メーカーオリジナルのユーティリティーがプリインストールされている。メーカーの特色が出る部分なので注目したい。

 初心者ユーザー向けにPCの使い方を教えたり、検索作業を手伝ったりというツールではないが、セキュリティを強化したり、管理作業を簡略化したりというタイプが揃えられ、これを使いこなせば中級者になれるというものばかりで面白い。かといって、使い方は難しいわけでもないので、初心者のユーザーはぜひチャレンジしてみてほしい。

顔認証でパスワードいらずの「Lenovo VeriFace 認識 3.6」

 初めてIdeaPad Z560を起動した時に表示される見慣れないウィンドウは、顔認証ソフト「Lenovo VeriFace 認識 3.6」だ。とりあえず初回はウィンドウを無視してログオンボタンを押し、Windowsを起動させてから改めて「Lenovo VeriFace 認識 3.6」を起動しよう。

顔登録時に打ち込むパスワードは、起動時のパスワードとして使える。顔認証がうまくいかない時にはこのパスワードを入力しよう

案内にしたがって、メガネと帽子をとり、はっきりと目をあけてカメラ正面に座って登録する

 ディスプレー上に内蔵されているカメラで自分の顔を映すと、目の位置が認識される。登録した後再起動すると自動的にカメラが起動して顔認証が行なわれる。

ディスプレー上部に埋め込まれたカメラを利用して顔認証が行なえる

 また、同じくログオン画面では「伝言メッセージ」を残す機能も選択できる。

 これはPCの前にユーザーがいない時に、やってきた人向けの機能。会社で離席する際にちょっとしたメモを残してもらったり、自宅で留守中、子供とメッセージを伝えあうと言った用途に使える。

顔認証登録がない場合の認証画面。顔認証登録後もログオンをキャンセルするとこの画面になる。ここから伝言登録も可能だ

 カメラに向かってメッセージを言ってもらうと、ユーザーが戻った時に確認できるという仕組みだ。Windowsを起動せずに使える点も手軽。メッセージを残してほしいというメモをディスプレーなどに貼り付けておくといいだろう。

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