ホーム画面。保存されている書籍への窓口となる
収録されている書籍の一覧画面(データは試用機のサンプル)
「アプリケーション」には画像表示や手書きメモ、内蔵辞書や音楽再生機能が用意されている
「設定」では本体やアプリケーションの設定が用意されている
書籍データの場合、文字サイズは6段階に変えられる。左上から時計回りに、XS、S、XL、Lサイズ
試用機では、プレインストールの書籍データの場合、文字サイズは6段階に変更できた。ただしLやXLサイズは大きすぎて、実用的とは言い難い。PDFの場合、文字サイズではなくページ全体の拡大縮小となるようで、表示サイズによっては文字が読みにくくなる場合もあった。
横書き書籍のサンプル。1行の文字数にもよるが、特に見難いということはなさそうだ
書籍表示中のオプション画面。しおりに当たるブックマークの追加や、テキスト検索、辞書検索、紙への書き込みに当たる「ノート」の追加や表示ができる
内蔵の辞書検索機能の例。英単語をダブルタップして選択状態にし、その単語を検索する。現時点で収録されている辞書は「ジーニアス英和辞典」と「New Oxford American Dictionary」のみ。日本語辞書の収録が期待される
書籍に挟む「メモ」の入力画面。キーボード入力時は下半分がソフトウェアキーボードになる
手書きのメモを貼り付けたり、ページ上に直接マーキングやメモ書きを「ノート」として残すこともできる。ページ上の書き込みは表示オフも可能
書き込んだノートの一覧。書籍を横断してノートが書かれたページを列挙する
手書きでメモを書く機能もあるが、電子ペーパーの特性もあってか、ペン先の操作が画面に反映されるまでタイムラグがあるので、使い勝手はあまりよくない。ディスプレーの階調は白黒16階調。シンプルな挿絵程度なら十分だが、雑誌の写真を見るのは物足りない面もある。
サンプルとして収録されていた手書きメモ
内蔵されていた写真の表示例。白黒16階調のわりには表現力豊かだ
PRS-650の音楽プレーヤー機能。携帯オーディオ機器代わりと言うよりも、BGMを聴きながら本を読むための機能である
なお、電子書籍販売サイトとなる「Reader Store」の詳細については、別途記事を掲載予定である。