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痛車でラリー! メロンブックスインテ奮闘記 第11回

メロンインテ、念願のシリーズポディウム! クラス2位を獲得

2010年11月24日 22時40分更新

文● 中村信博 ●写真/中島正義、うえのふみお

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刺すような冷気の中、メロン号スタンバイOK

 深夜の東名高速と東北道をひた走り、筆者が「ルネサンス棚倉」に設けられたサービスパークに入ったのは、いつものとおり本番当日の早朝。まだ夜も明けきらない時刻、晩秋の福島の空気はキンキンと刺すような冷気に包まれていた。午前6時のデイ1スタートに向けて、すでにサービスパークは発電機やエアツールを使う音が響いている。

夜明け前の薄明かりの中、メロン号は出走準備に余念がない。4輪をジャッキアップして各部をチェック。すでに4輪には朝1発目のセクションで使うウェットグラベル用タイヤが装着されている

やがて、東の空から太陽が昇りはじめた。朝の燭光が会場に差し込んで、会場の喧騒はいっそう高まっていく

 気象予報によると、福島県棚倉町の天候は2日間とも晴れの予報。ここ数日間、福島県南部に雨はほとんどなく、ステージの路面は乾燥してガチガチに締まっているとのこと。昨年のこのイベントでは、降雨によってステージの路面が相当ひどいことになったようだが、どうやら今回は路面の変化を気にする必要はなさそうだ。

 今回用意したタイヤは、すべてグラベル用のブロックパターンのタイヤだ。ドライグラベル用のブロックの大きなタイヤのコンパウンド違い2種類と、ブロックの目が細かいウェット(マディ)グラベル用タイヤ。この3つのタイヤを使い分けて戦うことになる。

サービスパークを出た直後に、各マシンはオフィシャルによるタイヤチェックを受ける。現在履いているタイヤとスペアタイヤにマーキングを施し、決められたタイヤ本数を守っているのかチェックされるのだ

 そして我々がスタートの時点でチョイスしたのは、なんとウェットグラベル用タイヤ。実はこのタイヤは、ドライグラベルで使うと非常に磨耗してしまうが、そのぶん強烈なグリップ力を発揮できるタイヤなのだ。コンパウンドが柔らかいだけにバーストの恐れはあるが、スタートから最初のサービスまでは走行距離も少なく、しかも1巡目のため路面の荒れもそれほどではない。今回は最初のセクションに的を絞ってスタートダッシュをかけようという、ある種の賭けだったのだ。

 主催者との協議によってスタート順を若干繰り下げてもらい、ゼッケン22「メロンブックスDUNLOPテインBRIGインテグラ」は午前6時24分、「ルネサンス棚倉」サービスパークを発った。セクション1は12km超のロングステージ2本に、0.5kmのギャラリーステージが1本という構成だ。

 すべてのマシンが去ったあとのサービスパークは、一気に静けさを取り戻す。まだ観客の入りも少ない時間帯で、各チームとも朝食をとりながらゆったりと朝のひと時を過ごしていた。筆者もブースの備品整理をしたり、あとから到着したメロンブックス出張販売隊のテント設営を手伝ったりしながら暇をつぶしていたのだが……。

すべてのマシンが出発していった後の、ルネサンス棚倉サービスパーク。朝日が出て、ようやく暖かくなってきた

今回のチームブースは前回と同じくこじんまりと。テントの脚がハの字に開くタイプなので、幟を立てると内側に角度がついてしまい微妙なことに……

そして、こちらが今回のメロンブックス出張販売店。去年の秋からお店を設けるようになったけど、あの頃に比べたらずいぶん品揃えが豊富になった

(次ページへ続く)

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