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APS-CサイズCMOSセンサーの実力は!?

GXR用単焦点ユニット「A12 28mm」の画質をチェック!

2010年11月24日 12時00分更新

文● 小林 伸

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センサーが大きい分
高感度撮影も優位

 撮影感度設定はISO 200~3200まで。さらに「AUTO」と、オート時の上限感度を任意の高さに設定できる「AUTO-HI」の設定を持つ。


感度別撮影サンプル(昼間)

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200


感度別撮影サンプル(夜景)

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200


(参考)S10 24-72mmの撮影サンプル

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

 A12 28mmは、ズームレンズ搭載のGXR用カメラユニットの「S10 24-72mm」と焦点距離がかぶる部分があるので少し比較してみたが、やはり撮像センサー自体の大きさの違いが大きく、高感度時のノイズ感などはA12 28mmのほうが断然優位。高画質の単焦点(A12 28mm)か使い勝手のいいズーム(S10 24-72mm)か、これから購入を考えている人には悩ましいだろう。


起動時間はやや遅め!?
AFの合焦速度は速め

電源投入とともに1cm程度レンズ先端が延びる

電源投入とともに1cm程度レンズ先端が延びる

 A12 28mmを実際に使用してみると、電源投入時の起動時間がコンパクトデジカメやデジタル一眼レフより若干時間がかかるのが気になった(2秒弱程度)。しかし、これはGXRのカメラユニット全部において言えること。カメラユニットとボディとの通信が確立される時間なのだろう。

 繰り出し式マクロレンズ搭載のA12 50mmよりもAFスピードは速く、スッとピントが合ってくれる印象。低輝度時に多少時間がかかることもあったが、街中の街灯などそれなりに明るい場所ならば、合焦までにそれほど戸惑った動き方はしなかった。

レンズフード「LH-1」をした状態でもレンズキャップがそのまま装着できる

 オプションのレンズフード「LH-1」(実売価格2500円前後)は、レンズ先端にねじ込んで装着するようになっている。フードをつけたままでもレンズキャップを装着できるので、しまうたびにフードを外す必要がなくて便利である。

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