このページの本文へ

ASRock「Vision 3D」シリーズ

「Core i5-560M」と「GT 425M」採用の高級HTPCが登場

2010年11月19日 22時47分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ASRockからHTPC(ホームシアターPC)向けに最適な小型PC「Vision 3D」シリーズが登場、今日から販売がスタートした。ラインナップは完成品モデル2機種とベアボーンモデル2機種で、ブラックとホワイトの2色が用意される。

HTPC(ホームシアターPC)向けに最適な小型PC「Vision 3D」シリーズがASRockから登場。完成品モデル2機種と、ベアボーンモデル2機種で、ブラックとホワイトの2色が用意される

 この製品は、ノートPC向けのCPUとチップセット、GPUを搭載し、ACアダプター駆動で省電力、静音性に優れた容量2.8リットルサイズの小型HTPC向けベアボーンキット。チップセットは「Intel HM55 Express」を採用。CPUはノートPC向けの「Core i5-560M」(2.66GHz/TB時3.2GHz/TDP35W/デュアルコア/HTテクノロジ対応)を搭載し、グラフィック機能はMXMモジュール仕様の「NVIDIA GeForce GT 425M」(DirectX 11/HDMI 1.4a)を装着している。完成品モデルには、500GB HDD(2.5インチ/7200rpm)とDDR3 1066MHz 4GB(2GB×2)があらかじめ搭載されている。

9月のイベント公開された内部の様子。チップセットには「Intel HM55 Express」を採用。CPUにはノートPC向け「Intel Core i5-560M」を搭載し、グラフィック機能としてMXMモジュール仕様の「NVIDIA GeForce GT 425M」を装着している

スペック

価格は10万円オーバーと高価ながら、OSさえ用意すれば動作は可能。スペックもHTPCとしては贅沢な仕様と呼べるものになっている

 光学ドライブはスリムタイプのスロットイン方式となるBlu-ray読込対応DVDマルチドライブで、7.1ch HD Audio(THX TruStudio Pro対応)、IEEE802.11n無線LAN(最大300Mbps)、ギガビットイーサネットを搭載。
 外部インターフェイスはフロント部にUSB3.0×2、音声入出力、4-in-1カードリーダー(MMC/SD/MS/MS Pro)、背面にHDMI×1、DVI-I×1、USB2.0×5、USB3.0×1、eSATA×1、7.1chサウンド端子、S/P DIF端子、LANポート、ACアダプタ端子を備える。
 サイズは200(W)×70(H)×200(D)mmで、90W ACアダプタ、3Dメガネ(アナグリフ表示用の赤青メガネ)、リモコン等が付属。
 価格は完成品モデルとなる「Vision 3D 156B-4G5042/W」と「Vision 3D 156B-4G5042/B」が、アークとソフマップリユース総合館で10万5480円、メモリとHDDが未搭載の「Vision 3D 156B-42/W/BB」と「Vision 3D 156B-42/B/BB」が9万3480円となっている。

【関連サイト】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中