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KORG iMS-20はアプリじゃない、プロ用の楽器だ! 【前編】

2010年11月20日 12時00分更新

文● 四本淑三

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そのあまりにマニアックな完成度に嫉妬?

―― 今回はまたデチューンとコルグのコラボなわけですが、どういう立ち位置でしたか?

「僕はファンなんで」(佐野さん)

佐野 どっちかというと、僕はファンなんで。「いーよいーよ」って言いふらす役ですね。

佐藤 その辺のイニシアチブの取り方が、佐野さんは天才的なんで。

―― それは否定しませんが、開発のお二方は、佐野さんにイニシアチブを取られてどうですか?

福田 ええ、まあ、そうですね……。

―― なんですか、その微妙な距離感は。

佐野 あれですよ、僕は勝手にiMS-20をちょっとライバル的に見てましたし。

―― デチューンも独立したソフトシンセメーカーですからねえ。

佐野 敵ながらあっぱれ……いやいや敵じゃなくて、ええと、もうね、「ちぇーっ」みたいな。「そんなの作られたら、意味なくなっちゃうじゃん、俺らー!」みたいな。

―― じゃあ一緒にやれてよかったですねホントに。

岡宮 iMS-20の開発はコルグさんがやられて、僕らは(デモ)楽曲を提供したり、アドバイザーみたいな形で入ったんですが、基本は「スゲー! スゲー!」という……。

「スゲー! スゲー!」とひたすら驚くのが基本スタンスだったという(岡宮さん)

―― 今回のハイライトはSQ-10だと思うんですが。

佐野 最初の打ち合わせで、MS-20とSQ-10が置いてあったんですけど、ムチャクチャ「刺さり」ましたからね、SQ-10が。

福田 ずっといじってましたよね。

佐藤 それを皆がただ見ているという。

佐野 ちっとも打ち合わせじゃない!

福田 実はこんな凄いものがあるんですよ(30年の歳月を経てセピア色に変色し、年季の入りまくった超貴重な「KORG SQ-10」のオーナーズマニュアルを取り出す)。

オーナーズマニュアル(取扱説明書)。びろーんと開く仕様になっている

佐野 うわー! かっこいい!

福田 中綴じがこんなふうに開くんですよ。ほらほら。今だとこんなのやらないですよね。ほらほら(ビリッ、と何かが破れる音)。

佐藤 おいおい!

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