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この冬が買い時! これで選べる使えるAndroidスマートフォン 第3回

国内メーカー/防水/QWERTYキー、選べるドコモのAndroid

2010年12月01日 15時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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シンプル&QWERTYキー
「Optimus chat L-04C」

 LGがグローバルで展開している「Optimus」ブランドを採用したシンプルなAndroid端末。一番の特徴はスライド型のQWERTYキーだ。

 グローバルモデルとはいえ、日本のユーザー向けのカスタマイズが各所に見られる。その一番のポイントはキー配列。句読点や文字種変更用のキーが独立して用意されているほか、かな漢字変換には欠かせないスペースキーやEnterキーも比較的大きく、日本語入力に最適化されていることがわかる。数字キーが独立した5列キー配列なのもうれしい。

 コンパクトさも本機の美点だ。横幅は58.1mmと女性でもスッポリと手に収まるサイズ。メインディスプレイは3.2型液晶、解像度はハーフVGA(320×480ドット)なので、日本語のウェブサイトを見るには正直厳しい部分もあるが、片手でも操作できる扱いやすさでこの弱点を補いたいところ。

キー配列はもちろん、キーの突起もしっかりとあって、使いやすいQWERTYキー。横画面ではソフトウェアキーボードは表示されないので、画面スペースを無駄に表示しない

デザイン的にはごくフツーだが、コンパクトさが妙に愛嬌があり、個人的には今回一番興味がわいた端末である

 国内メーカー製ではないため、FeliCaやワンセグなどの機能は未搭載。ただしspモードによるiモードメールはドコモのAndroid端末はすべて利用でき、メール中心での使い方も考えられる。

 派手さはないもののシンプルで飽きがこないデザインと使いやすいキーが魅力的な1台。また価格的にも実質で2万円以下で販売される予定だという。スマートフォン初心者に、またTwitterやブログに積極的に投稿する情報発信型のユーザーの2台目端末として、ヒット商品になりうるポテンシャルを感じさせる1台だ。

左と中央の「ドコモメニュー」では、スマートフォン初心者向けにケータイライクな機能別にカテゴリ分けされたメニューが利用できる。もちろん右画面のようにAndroid的なメニューも存在する

ハーフVGAなのでウェブブラウジングはやや苦手。ただサイズが小さい分、片手でのマルチタッチ操作(拡大縮小操作)がやりやすく感じた


「Optimus chat L-04C」の主要スペック
メーカー LG
ディスプレイ 3.2型液晶
画面解像度 320×480ドット
サイズ 58.1×116×15.3mm
重量 約148.5g
OS Android OS 2.2
最大通信速度
(下り/上り)
7.2Mbps/2.0Mbps
カメラ画素数 約320万画素CMOS
FeliCa ×
ワンセグ ×
防水 ×
カラバリ White Silver
発売時期 2011年2月予定

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