裸眼3D搭載のシャープ製Android
「LYNX 3D SH-03C」
主要3キャリアすべてにAndroid端末を提供するシャープ。それぞれ特徴は異なるが、ドコモの「LYNX 3D SH-03C」は裸眼立体視が可能な3D液晶を搭載。カメラ機能では端末を右に移動させる操作で3D写真を撮影できるほか、すでに撮影した写真についても3D変換して、擬似的な立体表示が可能だ。3D対応のゲームや動画についても、多数プレイインストールされている。
デザインは透明なフレームと丸みを帯びたボディによって、全体的に柔らかいイメージを持っている。前面には4つのハードキーを装備。クリック感がしっかりあるボタン類は使い勝手もいい。
ハードウェアでは3D液晶も含めて、ソフトバンクの「GALAPAGOS 003SH」と比較的似通っている。メインディスプレイはシャープ独自の3.8型NEWモバイルASV液晶で、解像度は480×800ドット。バッテリ容量は1400mAhと比較的大容量。カメラは約960万画素CCDで、シャープ製ケータイではおなじみの最大ISO12800相当の高感度撮影や、認識率に優れた名刺リーダーアプリも搭載されている。
ケータイユーザーが戸惑わずにスマートフォンに移行できるという意味では、今回紹介したすべての端末の中で、シャープ製Androidが一歩リード。クイックサイレントへの対応や伝言メモ、さらに小物のツールにいたるまで、しっかりとした作り込みがなされている点はキャリアを問わずに共通である。日本語入力も「iWnn」をベースに独自のカスタマイズもなされている。特にQWERTY配列のソフトキーボードでのローマ字入力時に、不要キーがブラックアウトされるのは大変便利だ。
12月3日には販売を開始。OSはAndroid OS 2.1だが、REGZA Phone同様に来春には2.2へのアップグレードを予定している。
「LYNX 3D SH-03C」の主要スペック | |
---|---|
メーカー | シャープ |
ディスプレイ | 3.8型NEWモバイルASV液晶 |
画面解像度 | 480×800ドット |
サイズ | 62×123×13.4mm |
重量 | 約140g |
OS | Android OS 2.1 |
最大通信速度 (下り/上り) |
7.2Mbps/5.7Mbps |
カメラ画素数 | 約960万画素CCD |
FeliCa | ○ |
ワンセグ | ○ |
防水 | × |
カラバリ | Fairy Blue、Pure White、Ink Black |
発売時期 | 12月3日 |
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