このページの本文へ

この冬が買い時! これで選べる使えるAndroidスマートフォン 第1回

知っておきたいAndroidの基礎知識と料金を徹底掘り下げ

2010年11月29日 16時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

完全定額制の新プランで月額利用料は6755円

「IS03」

 auでは、IS03の発売と同時に、毎月割という新しい割引サービスがスタートした。従来とは若干異なる料金システムなので、改めてよく確認してほしい。

 まず端末価格。IS03では一括払いの場合は、6万3000円程度で販売されていることが多いようだ。ここから継続して利用すると24ヵ月間、月1500円(IS03の場合)の「毎月割」が適用される。なお2年間の途中での機種変更/解約では、この割引はなくなる。

 この毎月割により、IS03の実質価格は約2万7000円と表現されている。端末は分割支払も可能なので、その場合は1125円×24回(2625円-1500円)が月額料金に上乗せになる。またMNPによる新規加入の場合は「ガンガン乗りかえ」という割引サービス(最大1万500円)も用意されている。

 一方の月額料金だが、基本はドコモと同様に「基本料金プラン(音声端末用)」「パケット料金」「プロバイダー契約」の3つが必要である。

 パケット料金には完全定額制の「ISフラット」(月5460円)と「ダブル定額」(月2100~5985円)の2パターン(他のパケット定額サービスは毎月割の対象外)。この条件から以下の式ができあがる。

●au スマートフォンの完全定額制プランでの月額料金
980円(プランSSシンプル+誰でも割/家族割)
+5460円(ISフラット)
+315円(IS NET)
6755円

●au スマートフォンの2段階制プランでの月額料金
980円(プランSSシンプル+誰でも割/家族割)
+2100~5985円(ダブル定額)
+315円(IS NET)
=3395~7280円

 無料通信分が用意されていない「プランEシンプル」との組み合わせも可能だが、その場合はISフラットとの組み合わせのみが、毎月割の適用対象となる。

 最終的な結論は、パケット料金で完全定額制を選択すればドコモよりは約500円安いということになる。

IS03の大手量販店での価格例。支払総額は6万3000円で24ヵ月適用される月1500円の「毎月割」が加わることで、実質負担額が2万7000円となる

毎月割の導入で
若干機種変更がしにくくなったau

 auはソフトバンクの月月割とよく似た割引制度の導入で、2年以内での機種変更がやりくくなった。特に分割支払を選択し、12ヵ月目での機種変更/解約では3万円以上の残金を支払う必要がある。もっともこれは一括購入で先に払うか、分割支払で後に払うかの違いで最終的な合計額は同じ。本来の端末価格はあくまで6万3000円というのを意識しておきたい。

  1ヵ月目 2ヵ月目 …… 24ヵ月目 25ヵ月目~
分割支払金 2625円 2625円 …… 2625円
毎月割 -1500円 -1500円 …… -1500円
プランSSシンプル 980円 980円 …… 980円 980円
ISフラット 5460円 5460円 …… 5460円 5460円
IS NET 315円 315円 …… 315円 315円
合計 7880円 7880円 …… 7880円 6755円

*ユニバーサルサービス料、契約事務手数料が別途必要

 なお毎月割の適用には、2年契約が前提の「誰でも割」または「家族割」の契約が必須なため、2年以内の解約に場合は契約解除料が必要なのは他社と同様だ。

  12ヵ月目で解約 18ヵ月目で解約 25ヵ月目で解約
端末代金残額 3万4125円
(2625円×13回)
1万8375円
(2625円×7回)
契約解除料 9975円 9975円
合計 4万4100円 2万8350円 0円

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン