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3Dに録画機能にLED! 冬ボで買いたい最新テレビ/BDレコ第4回

東芝「REGZA」編――半導体技術で画質&機能を極める!

2010年11月18日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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録画機能を中心に使いやすさにもこだわった操作性

CELL REGZAの番組表。左が7チャンネル表示で、右が4チャンネル表示。上部に全放送局の映像が流れるのはCELL REGZAのみの特徴

 まずはCELL REGZA 55X2のメニュー画面で、REGZAの主な機能や操作性を見ていこう。画面の配色などが若干異なるが、メニュー操作の構成などは基本的にほかのREGZAシリーズと共通だ。

 REGZAの番組表は、新聞のテレビ欄などと同様に番組タイトルのほか、内容の情報などが盛り込まれた情報量の多いもので、文字はやや小さいものの、すっきりと読みやすく番組内容を確認しやすい。

放送を見ながら裏番組を確認できる「ミニ番組表」 放送を見ながら裏番組を確認できる「ミニ番組表」。CELL REGZAでは、こちらにも各局のサムネイルがある

 今年のモデルで表示速度の向上をはじめとする改良が加わっており、さらに使いやすさを向上した。視聴しながら裏番組を確認できる「ミニ番組表」は、これまでは一度画面がブラックアウトしてから表示されたのだが、ブラックアウトさせずに番組表だけをポップアップ表示できるようになっている。

番組表のジャンル色分け設定。ジャンルは番組の横にある放送時間表示の部分だけが色分け表示される 番組表のジャンル色分け設定。ジャンルは番組の横にある放送時間表示の部分だけが色分け表示される

 CELL REGZAの場合、番組の横の放送時間表示がジャンル別に色分けで表示される。ほかのREGZAでは、番組表の地色を薄い色で塗り分ける方式という違いがある。

REGZAシリーズ共通の設定メニュー。表示されるサイズも小さめで、視聴の妨げになりにくいようになっている REGZAシリーズ共通の設定メニュー。表示されるサイズも小さめで、視聴の妨げになりにくいようになっている
 

 設定メニューは、どちらかというとシンプルで、メニュー呼び出しのためのボタンもリモコン下部のカバー内に収納されている。他社の多くが、最近の高機能なテレビの操作をガイドするポータル的な役割を操作メニューに与えているのとは対照的で、あくまでも「設定機能」のひとつという位置づけだ。

左がREGZA(Z1)シリーズに付属のリモコンで、右がCELL REGZA付属のリモコン。デザインはほぼ同様。録画機能やネットワーク機能などは、リモコンで直接呼び出せる。一般的なゴム素材のボタンではなく、クリアな樹脂素材のボタンを使っているので、見た目もきれいだ。録画ボタンや設定メニューのボタンは、下部のカバー内に収納。カバーを開いても、カバーがリモコンの外にはみ出さないデザインとなる

記事掲載当初、リモコンの写真とキャプションに誤りがありました。お詫びして訂正いたします(2010年11月19日)

 これは、テレビでよく使う機能をリモコンのボタンで直接呼び出せるようになっているため。放送局の選局や番組表などはもちろんだが、たとえば「アクトビラ ビデオ・フル」などのネットワークサービスは「ブロードバンド」ボタンを、他機種との連携は「レグザリンク」ボタンを押すことでダイレクトにアクセスできる。

 そのほか「録画リスト」ボタンや再生操作ボタンまで、ひと通り備えながら、すっきりとわかりやすく配置されている。このリモコンのおかげでメニューを経由せずに使えるので、ガイド的なメニュー画面は不要という判断だろう。

映像設定の画面。映像メニューはここで任意に切り換えることが可能だが、ここで「おまかせ」を選んでおけば、自動で画質が切り替わるようになる 超解像技術「レゾリューションプラス」の設定。基本は「オート」にしておき、好みによって、レベル調整をしておくといいだろう

 頻繁に画質設定を行なう筆者は、設定メニューのボタンがカバー内に収納されているのが昔から少々気になっていたが、現在では室内の明るさなどに合わせて自動で画質を切り換える「おまかせドンピシャ高画質」があるので、基本的には設定を切り換える必要はなくなった。

音声設定のメニュー画面。音質関係の詳細な設定が用意されている。基本的には初期設定のまま使用しても問題ない 音声設定のメニュー画面。音質関係の詳細な設定が用意されている。基本的には初期設定のまま使用しても問題ない

 画質/音質の調整をはじめ、基本的には出荷状態のまま使ってもまったく問題はないし、最初にひと通り設定してしまえば、後々使うことは少ない。

音声設定では、スピーカーの音質をイコライザーで微調整することも可能。もう少し低音が欲しいと感じたときなどに使ってみるといいだろう 番組本編とCM、他の入力の音量差を抑える「ドルビーボリューム」もほとんどのモデルに搭載。オフ/弱/強の順番で音量の変化が少なくなる
音声設定では、スピーカーの音質をイコライザーで微調整することが可能。もう少し低音が欲しいと感じたときなどに使ってみるといいだろう番組本編とCM、他の入力の音量差を抑える「ドルビーボリューム」もほとんどのモデルに搭載。オフ/弱/強の順番で音量の変化が少なくなる
設定により、入力信号の情報を詳細に表示することが可能。マニアにとってはうれしい機能だ 「おまかせドンピシャ高画質」のヒストグラム表示。画質を微調整するときに便利な機能だ。視聴中の映像の輝度分布をリアルタイムでモニターできる
設定により、入力信号の情報を詳細に表示することが可能。マニアにとってはうれしい機能だ「おまかせドンピシャ高画質」のヒストグラム表示。画質を微調整するときに便利な機能だ。視聴中の映像の輝度分布をリアルタイムでモニターできる

 とはいえ、設定項目にはけっこうマニアックなものも用意されているので、一度目を通してみよう。音質調整機能はイコライザー機能を備えているし、入力された映像信号の情報表示を極めて細かくチェックすることも可能。こうした本格的な機能を持っているテレビはわりと珍しく、同社のテレビが画質・音質にこだわるマニアに人気があるのは、こうした部分にも理由があるのだろう。

 なお、録画機能にはCELL REGZA独自の「タイムシフトマシン」という特殊なものがあるので別項で紹介する。ここでは、REGZAの基本的な録画機能を紹介する。

外付けのUSB HDDを操作するときは「レグザリンク」から呼び出す。切り替わった後は、内蔵HDDと同様の感覚で使える 外付けのUSB HDDを操作するときは「レグザリンク」から呼び出す。切り替わった後は、内蔵HDDと同様の感覚で使える

 録画は長時間モードを搭載せず、あくまでDR録画専用だ。録画するHDDは、USB HDDならばUSBハブを介して同時に4台まで接続可能。さらにZG1/Z1/ZS1シリーズはLAN HDD(NAS)を最大8台まで録画先として指定できる。そして録画予約時にどのHDDに保存するかを個別に指定できる。録画後の番組は、個々のHDD間でムーブできるので、大事な番組だけ特定のHDDにまとめて整理することも可能だ。

 録画リストなどの管理もHDDごとに行なえる。リスト表示では、ジャンルやマークによる分類表示も可能だ。上級機のCELL REGZA X2/XE2、ZG1/Z1/ZS1シリーズでは、「オートチャプター」や「チャプター編集」の機能も備えるなど、録画テレビとしては高機能である。

 便利機能も充実しており、登録したニュース番組は常に最新のものだけを貯めておく「いつでもニュース」や、CMを自動でカットして番組本編だけ楽しめる「おまかせプレイ」(CELL REGZA X2/XE2、ZG1/Z1/ZS1シリーズのみ)などを持つ。

 さらに、録画した番組は、同社のBDレコーダー「REGZAブルーレイ」にネットワーク経由でダビングしてBDメディアに保存できるなど、なかなかに充実した内容となっている。

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