「THE世界遺産」を3Dに
1996年から14年以上続くドキュメンタリー番組「THE世界遺産」(2008年3月までは「世界遺産」)では、このほど3D版シリーズの制作を開始しました。
3D版は「THE世界遺産3D GRAND TOUR」と題し、来年3月末までに約30分の番組計6本を制作します。
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http://www.tbs.co.jp/heritage/
撮影には小型・軽量ながら高画質・高機能を実現したソニーの業務用カメラ「HDC−P1」と3D撮影の解析・補正を行うマルチイメージプロセッサー「MPE-200」を組み合わせた最先端の3D撮影システムを採用。ステディカムやクレーンショットなど、多彩なカメラワークで世界遺産の魅力を存分に3Dで再現しています。
既に日光の社寺、九賽溝(中国)の撮影を終えており、さらに4か所(イタリア・スペイン・トルコ・カンボジアを予定)の世界遺産サイトでの撮影を予定しています。
<番組プロデューサー 西野 哲史>
「美しい自然遺産やかけがえのない文化遺産を紹介してきた「THE世界遺産」ですが、「THE世界遺産3D GRAND TOUR」はまったく新たに3Dで撮りおろしたコンテンツです。旅人の視点に立ち、まるで自分が本当にその場所に居合わせたかのような感覚で再現。3Dならではの圧倒的臨場感で見ている人を世界遺産の旅へとご案内します。」
<ソニー株式会社 3D&BDプロジェクトマネジメント部門 部門長 島津 彰氏>
「3D対応テレビがご家庭に入り始める中、より高品位で心地よい3D映像をお客様にお楽しみいただくことは、ソニーの重要なテーマの1つです。人類共通の資産である世界遺産を高精細な3D映像で記録する『THE世界遺産3D GRAND TOUR』は、このテーマに合致したものであり、国内外の多くのお客様にご覧いただきたいと考えています。」
なお、この番組は2010年12月18日より、スカパー!の3D専門チャンネルで放送されます。
■「THE 世界遺産」とは(TBS系列にて毎週日曜日午後6時~6時30分放送)
1972年、ユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」。この条約は、地球と人類の歴史の中で普遍的な価値を持つものを「世界遺産」として、国際的な協力のもとに保護し、未来に引き継いでいこうというものです。1996年4月にスタートした、ソニー一社提供でお送りするドキュメンタリーシリーズ『世界遺産』(現在は「THE世界遺産」)は、この世界遺産を映像に記録し、放送して広くその精神を伝えるとともに、“映像遺産”としても後世に伝えることで世界遺産条約の理念を体現してゆきます。
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