ベルーナは11月11日、2011年3月期から2013年3月期までの短期経営計画を発表した。
同計画によると、2013年3月期の目標数値として、売上高は前年比10.3%増の1235億円、営業利益は同25.0%増の90億円、営業利益率は同0.9ポイント増の7.3%、自己資本比率は55.0%前後としている。
経営基本方針としては、データベース関連事業の強化、2次活用事業の新規立ち上げと強化、財務健全性の強化、コンプライアンス・ガバナンス体制の維持、安定した株主還元をあげている。
また、ビジネスモデルとしては、(1)総合通販で培った「顧客データベース」を活用し、専門通販・受託などの「データベース関連事業」で安定した収益基盤を作ること、(2)卸売や店舗などの「2次活用事業」群でプラスαの収益を生むこと、(3)M&A、提携、海外展開なども戦略的に行なうことをあげている。
さらに、2次活用事業として、中国を中心としたアジア展開、卸売事業の強化、店舗展開の拡大予定などをあげた。