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iPad徹底活用レシピ 第14回

iPadを常用カーナビとして活用する

2010年11月10日 19時00分更新

文● 柳谷智宣

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カーナビ専門アプリなら実用度は十分

 カーナビとしては当たり前ではあるものの、次の曲がり角などのナビゲーションは音声で知らせてくれる。ナビらしい女性の声で、不自然な感じはない。iPadの「iPod」で音楽を再生している時は、一時的に音量を抑え、ナビの音声が流れる。音声が途切れれば、音楽の音量も元に戻る。

 ナビ中の画面はシンプルで見やすい。左上には、残りの距離と到着予定時刻、交差点などの情報が表示されている。曲がるポイントは上下にスクロールして確認できる。曲がり角に近づくと、右上に交差点の拡大図が出る。レーンもはっきり示されるので、迷うことはない。曲がり方も、単に左右だけでなく、鋭角に曲がる場合は「大きく右に」などわかりやすく教えてくれるのが◎。

交差点はもちろん直進走行時にもレーンの案内が流れる

 直進中でも、右折専用・左折専用レーンがあると知らせてくれるのが親切。最新のカーナビと比べると、交差点近くのナビがわずかに遅く感じられることもあるが、わかっていれば特に問題はない。また、何度か曲がり角を間違えてしまったが、すぐに「オートリルート」機能で自動的に再検索し、ナビを再開してくれる。

高速道路の情報ももちろん収録

 何度か止まって作業していたので、予定時刻よりは遅れたものの、問題なく到着。5回以上オートリルートをしたが、迅速にリカバーできたのは予想以上だった。

無事、目的地に到着

 iPadらしく、地図の拡大縮小をピンチ操作で行なえるのは、非常に便利。通常のカーナビで縮尺を上下するよりもシームレスなうえ、高速なので使いやすい。コンビニやガソリンスタンドを探すのも簡単だ。通常は進行方向が上になっているが、画面下のコンパスアイコンをタップすることで、北を上にすることも可能。

ノースアップとヘッディングアップを切り替えられる

(次ページへ続く)

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