au、ソフトバンクに続くシャープ製Android端末
「LYNX 3D SH-03C」
目玉の3D機能は、ホーム画面で横に傾けただけで、自動的に3Dモードへ切り替わり、3D対応アプリが一覧表示される。対応アプリは動画プレイヤーやゲーム、カメラなど10種類。動画プレイヤーには20本以上の3D動画がプリインストールされている。2Dで放送されている通常のワンセグをワンタッチで3Dへ切り替え、視聴できるところがおもしろかった。
3Dは裸眼で見られる「視差バリア方式」を採用。ニンテンドー3DSなどでも採用され、裸眼3Dでは一般的。映像が飛び出すというよりも奥行きの方が強く感じられた。3Dの効き具合はスライダー式のインジケーターで無段階に調整できる。
3Dは見るだけでなく、3D写真を撮影することも可能。うっかり3Dモードで撮るのを忘れたとしても、あとから2D→3D変換ができるのも安心だ。なお、動画や画像、ワンセグの2Dと3Dは左上のボタンでいつでも切り替えられる。
FeliCaや赤外線通信機能のほか、HD動画(1280×720ドット)に対応する約960万画素カメラを背面に搭載。写真や動画をDLNA対応機器経由で視聴できる。さらにはBDレコーダーと連携し、録画したテレビ番組をmicroSDカード経由で見られる機能も持っている。
QWERTYキーボード付きのシンプルな端末
「Opitmus chat L-04C」
ドコモでは初となるスライド式のQWERTYキーを持つAndroid端末。適度なクリック感があり、両手で持った際に押しやすい。もともとOpitmusは海外モデルだが、国内向けにキーボードを一から設計したとのこと。特に左上にあるマナーモード切り替えキーと、右上のウェブ検索キーは国内モデルにしか存在しない。日本語入力は「iWnn IME」。コピペなどのショートカット(Ctrl+C、Ctrl+Vなど)が使えないのは残念だ。
ホーム画面は2種類あり、標準は「ドコモメニュー」に設定されている。UIはケータイ風でやりたいことがパッと見でわかるようになっている。もちろん通常のAndroidのホーム画面へも切り替えられる。なお、ホーム画面は最大9面まで増やせる。
「アプリ」メニューを開くとこのような画面になり、グループを作ってアプリを整理できる。グループの数は最大99個まで。アイコン長押しで操作メニューが飛び出し、アプリの移動やホーム画面へのショートカット作成が可能。