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「常にユーザーは最先端を求めている」 だからこそ全機種2.2搭載

「時代はスマートフォン」 孫社長が自社端末をアピール

2010年11月04日 23時51分更新

文● ASCII.jp編集部

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通信速度も製品も常に最先端を追究する

 後半にサプライズ的に紹介されたのが、DC-HSDPA方式を用いた下り最大42Mbpsによる「ULTRA SPEED」と呼ばれるデータ通信サービスだ。

Android端末とともに、もう1つの大きな話題が「ULTRA SPEED」だ

 来年2月にスタートするULTRA SPEEDは1.5GHz帯の電波を用いるもので、今回はUSB接続型の端末とモバイルルーター型端末が紹介された。孫氏は今冬スタート予定のNTTドコモ「Xi」が屋外で最大37.5Mbpsであることを取り上げ、自社のサービスの高速性を訴えた。またサービスエリアについては、2011年6月には人口カバー率60%とやはりLTEより早い展開を約束。「モバイルインターネットの世界を全速力で駆け抜けたい」と意気込みを見せた。

ドコモのLTEより高速で、エリアについてもより早く拡大させることをアピール

 なお、実際のサービスメニューや料金などについては、現時点ではすべてノーコメントで、今後の楽しみということになりそうだ。

 発表会後の囲み取材で孫氏は「時代はスマートフォン」であることを繰り返しメディアに主張。「iPhone+Androidの合計で他の2社を圧倒的に上回れるのではないか」と自信を見せた。またライバルの携帯事業者がAndroid端末のUIを統一するなど、スマートフォンの開発に積極的にコミットしている点については「ナンセンスだと思う」と断言。「常にユーザーは最先端を求めている」として、これからもすべての部分でスピード感を持って、製品やサービスを提供していきたいとした。

Android端末の操作はややおぼつかなかった孫氏。やっぱり好きなのはiPhoneの方? ちなみにTwitter上でお風呂に落としたことを告白した愛機のiPhoneは無事だったとのこと

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