NTTドコモは、4月に発売したAndroid端末「Xperia(SO-01B)」のOSアップグレード(1.6→2.1)を11月10日に開始することを発表した。
今回のアップグレードにより、すでに相当数存在したAndroid OS 1.6に未対応のアプリケーション(セカイカメラ、Google Earthなど)の動作や、複数のGoogleアカウントへの対応、ライブ壁紙の設定、HD動画の撮影といった、Android OS 2.1共通の機能のほか、XperiaならではのMediascapeやTimescapeなどでも進化が行なわれている。
具体的にはTimescapeでSNSなどのコメントを表示する際、タイル内のテキストが自動でスクロールされることで、全文が確認できるようになったり、Mediascapeでの写真閲覧の切り替えが左右のスライド操作で可能になる、などが挙げられる。
さらなる変更点としては、球状を描くのが面倒だったロック解除の操作が改善されたほか、ブラウザーで見たい部分をダブルタップすると、その部分が拡大される「ダブルタップズーム」が追加されている。なおマルチタッチには対応しておらず、ピンチイン/アウトによる拡大縮小操作は不可能だ。
アップグレードに要する時間は約10~20分。Xperia単体ではバージョンアップできず、専用ユーティリティをPCにインストールした上で実際の操作を行なうことになる。