本体スペックを細かくチェック!
次にPCとしてのLIFEBOOK SH760/BNを細かくチェックしていこう。ちなみにLIFEBOOK SH760/BNは従来のブラックやホワイトカラーの他に、角度によって色が青から茶色に変化する偏光性塗料「マジョーラ」を選ぶことができる。今回はこのモデルで外観などをチェックしていく。
LIFEBOOK SH760/BNは、2010年春モデルまで販売していた「FMV-BIBLO MG」シリーズの後継にあたる機種。最小構成(12万9800円)のCPUはCore i3-370M(2.40GHz)だが、Core i5-560M(2.66GHz、プラス1万円)、Core i7-640M(2.80GHz プラス4万円→期間限定で3万円)の選択も可能だ。ちなみにいずれもデュアルコアである。
最小構成時のメモリーは2GB。ただし高解像度写真を扱うなら4GB以上のメモリーは欲しいところ。4GBにするとプラス1万5000円、8GBにすると5万5000円かかるのだが、現在はキャンペーン中につき、4GBは無料、8GBは半額でアップグレードできる。このチャンスを逃す手はない。
HDDは最小構成で320GB。撮った写真をどんどんネットにアップして手元には残さない、というなら十分だが、そんなに頻繁にはネットにアップしない、ということならそれなりに容量も必要となる。500GBにするとプラス5000円、640GBにするとプラス8000円だが、こちらもキャンペーンでそれぞれ半額でアップグレードできる。
SSDの選択も可能で、160GBでプラス4万円、256GBでプラス8万円となる。速度を求めるならこちらを選ぶといいだろう。
標準装備としてHDMI出力を搭載。大画面テレビや液晶モニターに接続して1920×1080ドットのフルHD解像度で出力できる。特に大画面テレビと繋げば、写真を高精細に大画面で楽しむことができる。
また、SDメモリーカードスロットを搭載しているため、現在のほとんどのデジカメの写真データをダイレクトに取り込み可能。もし使っているデジカメがCFカードを利用するものであれば、ExpressCard用のカードリーダーを使うと便利だ。
さらにUSB 3.0端子も装備。高速なSSDドライブや8倍速以上の書き込み型BDドライブを繋ぐなら必須のポートであり、今から買うならUSB 3.0端子つきのノートを選びたい。
ディスプレイは13.3型ワイド高輝度スーパーファイン液晶(1366×768ドット)だが、プラス3000円でノングレア液晶を選択することも可能。ツヤツヤの液晶パネルが好みでない人はノングレア液晶を選択するといいだろう。
光学ドライブはスーパーマルチドライブとなるが着脱が可能。重量を軽くしたい場合はモバイル・マルチベイ用カバー(プラス1980円)、バッテリー駆動時間を延長したいなら増設用内蔵バッテリユニット(プラス1万7640円)が用意されているので、必要に応じて購入しよう。ちなみにこちらも現在それぞれ半額キャンペーンで提供されている。
そのほかBluetooth内蔵(プラス3000円)、レーザーマウスの付属(プラス1500円)、Officeやセキュリティーソフトのバンドルなどを選択可能だ。
ちなみに、富士通WEB MARTでは、上記の構成の合計金額からさらに18%の割引が受けられるクーポンを発行している。例えば最小構成価格にこのクーポンを適用すると10万6436円となる。これも見逃せないキャンペーンである。
「マジョーラ」カラーの魅力
富士通と日本ペイントのコラボで実現した「マジョーラ」カラーモデル。そもそもはスポーツカーなどの塗装として有名で、モータースポーツ好きなユーザーが反応しそうな色合いである。しかし最近は携帯電話の塗装などにも用いられており、なんとなく女性が持っていても似合う色かな、と思ってしまう。
そこで、PCでは珍しいこのマジョーラカラーについて、流行とセンスに敏感なアスキー・メディアワークス社内の女性に意見を聞いてみた。
Aさん:「うわー、角度を変えると色が変わっていくんですね。心底驚きました! 色としてはブルーとブラウンで男性っぽいかも」
Bさん:「でも、こういう色を持っている男性ってちょっとカッコイイと思う。目立たない部分でオシャレをしているって感じ」
Cさん:「それは言える。女性が持っていても仕事ができそうな感じじゃない?」
一同:「確かにイイかも~」
と、グッズの評価には厳しいアスキー・メディアワークスの女性たちにも大好評だった。
ノートPCはそれを使っている人間のモノを選ぶセンスが出てきてしまう。オシャレに気を遣うなら、性能だけで選ぶのもいいが、ノートPCを使っている自分が周りから見られていることも意識して製品を選ぶのも大切なことだ。