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ソニーのミラーレス一眼「NEX」を使いこなす! 第13回

怪しいサードパーティーレンズ「SLR Magic」で遊ぶ!

2010年11月04日 14時33分更新

文● 周防克弥

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撮影サンプル

直線で構成されている建物はあまり収差が気にならない。真正面から撮らなければ糸巻型収差も目立たない

直線で構成されている建物はあまり収差が気にならない。真正面から撮らなければ糸巻型収差も目立たない

ほぼ遠景なのだが、いい具合に周辺部がボケている。中央部だけにピントが来ていて自然と目が真ん中付近にいくので被写体を誇張させるのにいい

ほぼ遠景なのだが、いい具合に周辺部がボケている。中央部だけにピントが来ていて自然と目が真ん中付近にいくので被写体を誇張させるのにいい

中央部だけがシャープな訳ではなく、ピントを合わせた部分だけがシャープに写る。なので端のほうにピントを合わせれば端のほうでも十分にシャープに写る。ピントの合ってる位置は遠景のビルと少し手前の看板付近。使い方次第ではアオリを使って撮ったような効果も得られそうだ

中央部だけがシャープな訳ではなく、ピントを合わせた部分だけがシャープに写る。なので端のほうにピントを合わせれば端のほうでも十分にシャープに写る。ピントの合ってる位置は遠景のビルと少し手前の看板付近。使い方次第ではアオリを使って撮ったような効果も得られそうだ

NEXでもトイフォトのようなアートフィルタ風な効果が得られる。これだけ遠景の写真でもかなりのボケ具合なので、どれだけ周辺部のピント位置がずれているのだろうか?

NEXでもトイフォトのようなアートフィルタ風な効果が得られる。これだけ遠景の写真でもかなりのボケ具合なので、どれだけ周辺部のピント位置がずれているのだろうか?

トイフォト風写真その2。遠景のシャープさはかなり高い。ボケの形がかなり個性的で、ハイライトがあろうものならくっきりとエッジの立った怪しいボケ形になる

トイフォト風写真その2。遠景のシャープさはかなり高い。ボケの形がかなり個性的で、ハイライトがあろうものならくっきりとエッジの立った怪しいボケ形になる

HDR撮影を併用してみた。できるだけ絞りは開放で撮りたいのだが、HDRをマニュアルで最大の6段にしているため、明るすぎて絞りを少し絞ってしまった。HDRの効果でトイフォト風の効果が強くなっている。遠景は実写っぽく、近景が作り物っぽい雰囲気になった

HDR撮影を併用してみた。できるだけ絞りは開放で撮りたいのだが、HDRをマニュアルで最大の6段にしているため、明るすぎて絞りを少し絞ってしまった。HDRの効果でトイフォト風の効果が強くなっている。遠景は実写っぽく、近景が作り物っぽい雰囲気になった

見慣れた風景でも新鮮に感じる。ピントが合っているのが一部分だけなので、まるで夢の中の風景のようだ

見慣れた風景でも新鮮に感じる。ピントが合っているのが一部分だけなので、まるで夢の中の風景のようだ

近づいて撮ると周辺部のピント位置の違いの効果が弱くなる。背景のボケ形をよく見ないと普通のレンズで撮ったような感じになる

近づいて撮ると周辺部のピント位置の違いの効果が弱くなる。背景のボケ形をよく見ないと普通のレンズで撮ったような感じになる

近接撮影をすれば背景は基本的にボケるので、このレンズ特有のピントのボケ具合を生かすように撮るのは難しい。ボケてる部分がハイライトになっていると絞りの形状のせいで角張ったエッジの効いたボケ形になってしまう

近接撮影をすれば背景は基本的にボケるので、このレンズ特有のピントのボケ具合を生かすように撮るのは難しい。ボケてる部分がハイライトになっていると絞りの形状のせいで角張ったエッジの効いたボケ形になってしまう

 NEXでトイフォト風の写真が撮れるレンズと言えば面白そうだが、ただの像面歪曲収差の大きな、つまりピント面の平面性が著しくずれているレンズだ。

 恐らく監視用カメラのCマウントレンズをそのまま装着してるだけなのだろうが、イメージサークルはギリギリ間に合っているようで、程良い周辺光量落ちが楽しめる。

 マウントには電子接点などないのでピント合わせは手動、絞りも実絞りと不便極まりないのだが、絞り機構が備わっているだけまだマシだろう、そもそも写真を撮るときにピントを手で合わせるのは当たり前の作業で、不便に感じるのは便利なAFに慣れすぎただけだとも言える。

 とはいえ、1万円程度で購入できるレンズとしてはかなり遊べると思う。最近は補正に補正を重ねて面白みの無いレンズが多いので、今回のレンズのようにまともに写らないレンズもたまには新鮮だ。


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