千趣会は10月29日、2010年12月期の第3四半期業績を発表した。
売上高は前年同期比8.5%減の976億300万円、営業利益は16億4600万円(前年同期17億1600万円の営業損失)、経常利益は14億9500万円(同11億4700万円の経常損失)、当期利益は8億8500万円(同15億3800万円の当期損失)だった。
事業別にみると、カタログ事業と頒布会事業を合わせた通信販売事業の売上高は、8月度の猛暑と9月度の残暑による秋冬物衣料の立ち上がりの苦戦により、同11.0%減の846億400万円。利益面は、カタログ費用のコスト削減など販売費と一般管理費の削減により、営業利益は15億7900万円(同14億2000万円の営業損失)だった。
カタログ事業の売上高は同10.9%減の774億5700万円となった
通期は、売上高が同5.4%増の1394億円、営業利益は前年同様27億円、経常利益も前年同様27億5000万円、当期利益も前年同様20億5000万円を見込んでいる。