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ニューテックからCloudyシリーズの第二弾登場

重要なファイルを長期保存するCloudy Archive

2010年11月02日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月1日、ニューテックはファイルストレージCloudyシリーズの第2弾として長期保存用の「Cloudy Archive」を発表した。

長期保存を目的とした「Cloudy Archive」

 Cloudy Archiveはファイルの長期保存に特化したHDD採用のファイルストレージで、3台で1つのクラスタを構成する形態で提供される。格納されたファイルは、事前に定義されたポリシーに従って分散配置され、冗長化を図っている。保管ファイルは個別のIDを割り振られ、保存時刻、ファイル情報、保存先などで特定され、同じファイルでも格納時間が異なれば、違うファイルとして識別されるという。RAIDを採用しないため、HDDは独立して動作し、非使用時はスピンドルを回転させないため、消費電力も小さい。

 1Uラックマウント型モデルは4台のHDD、2Uラックマウント型モデルは12台のHDDをアーカイブ用として搭載可能(別途OS用に1台HDDを搭載する)で、ともにデュアルの1Gbpsポートを搭載する。CPUはIntel E5502(1.86GHz)、メモリはDDR3 2GBを搭載。KVM over IP機能により、遠隔からOSやBIOS画面をチェックでき、IP経由で設定や運用が可能。

 標準価格は1Uラックマウント型のNCA2T4SA1Uが2TB×4で80万円、2Uラックマウント型のNCA2T12SA2Uが2TB×12で115万8000円となっている。

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