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怒濤の120枚写真でライブを振り返ろう

ロックに完全燃焼! ニコニコ大会議2010秋レポート【後編】

2010年11月06日 12時00分更新

文● 広田稔(@kawauso3

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13.ローリンガール

 そのまま続けてメビウスが、wowakaさんが手掛けたボーカロイド曲「ローリンガール」のバンドアレンジを歌う。

 メビウスは、ニコ動で結成された5人組のビジュアル系バンドで、先に紹介した4人に加えて、ボーカルの「フェルナンド」(ゴムさん)が所属している。

 ゴムさんは、まだニコ動がYouTubeを動画サーバーに使っていた時代から投稿している古参の歌い手だ。まだ、ニコ動の製品発表がほとんどだった初めての大会議にも出演している。代表作の「思い出はおっくせんまん!」は500万再生を超えるヒットで、今なお歌い継がれているニコ動の「神曲」だ。

フェルナンド(ゴムさん)。舞台上で足がつるというハプニングに見舞われたにも関わらず、いつもながらのハイテンションなパフォーマンスを見せる

歌い終わった後には、お客さんとコール&レスポンスを楽しむ。「ロミオと」と問いかけて「ジュリエット!」と返ってきたときには、「そこはニコ動的には違うでしょー」と突っ込んでいた(正解はボーカロイド曲の「ロミオとシンデレラ」)

以前から親交が深いメンバーを集めたというだけあって、息ぴったりの演奏を見せる

ギターの見せ場やドラムの疾走感など、まさにロック!




14.英雄

 14番目は「ウルトラマンネクサス」のオープニング曲「英雄」を「軟鉄兄弟」が歌い上げる。軟鉄兄弟は、歌ってみたで活動する「やまだん」さんと「湯毛」さんによるユニットで、昨年の大会議にも大阪会場で参加していた。

 とにかく一度聴けば分かるくらいに歌い方が熱い二人組で、動画のタグには「混ぜるな熱い」や「地球温暖化の原因」などと付けられることが多い。ロックがテーマという今回の大会議にはぴったりの人選だ。

ニコ動でも人気の某有名テニスプレイヤーばりの熱さを見せる軟鉄兄弟

やまだんさん

湯毛さん




15.ダブルラリアット

 続けて女性の歌い手、プリコさんが登場。アゴアニキのボーカロイド曲「ダブルラリアット」を熱唱する。プリコさんは元プロという経歴の歌い手。圧倒的な声量と伸びやかな歌声で、ぐいぐい聴き手を引きつける。大会議ツアーでは、12月の福岡会場と2月の東京会場に出演していた。

プリコさん。ボーカロイドの「巡音ルカ」が腕をぐるぐる回すダブルラリアットのPVを模して、タオルをまわしまくる



(次のページに続く)

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