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怒濤の120枚写真でライブを振り返ろう

ロックに完全燃焼! ニコニコ大会議2010秋レポート【後編】

2010年11月06日 12時00分更新

文● 広田稔(@kawauso3

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10.Just be Friends

 しっとりとした曲が続く。Dixie Flatlineさんが作ったボーカロイド曲「Just Be Friends」のバラードバージョンをGeroさんが熱唱した。バックはまらしぃさんのピアノのみ。とろけるようなピアノのメロディーに、Geroさんの強弱をうまく使い分けた声が重なり、会場は声も出ないほどの感動に包まれていた。

普段はお茶目なところも見せるGeroさんだが、決めるところではしっかり決める。あまりの「きれいな嘔吐物」っぷりに、わき上がる涙が止められない観客も




11.シザーハンズ

 バラードパートを終えると、ラストに向けて客席からの歓声が徐々に戻っていく。11曲目は、ぽこたさんが、Nemさんのボーカロイド曲「シザーハンズ」を歌う。

 ぽこたさんは、「がくっぽこた」「がくっぽいどぽいど」といったタグが付けられるほどGACKTの声に似ていることで知られる歌い手だ。今回のメンバーで唯一、2月、8月、この10月と3回連続で大会議に出演している。最近、ニコ動関連のイベント参加が増えすぎて、会社を辞めたことも明らかにされた。

ぽこたさんは甘い声に加えて、舞台を激しく動き回るパフォーマンスが魅力。今回もギターの中西さんとあわやキス(!?)というぎりぎりの演技を見せると、「キャーーーー!」という絶叫があちこちから上がる

舞台を降りてお客の前を歩いたり。フリーダム過ぎる!

ぽこたさんは頭部の一部分の毛が少ないという疑惑から「生え際の貴公子」とも呼ばれている。舞台でもあえてそのネタに反応しておでこを見せるサービスも。これには生中継のコメントも大きく反応

バックバンドもここでメンバー紹介

ぽこたさんとパピヨン誠さんは幼なじみという衝撃(?)の事実も語られた。お互い動画上では知っていたが、ライブでバッタリ会って「あっ!」と驚いたという




12.1925

 続けてはT-POCKETさんが作ったボーカロイド曲「1925」を、リモーネ先生さんが歌う。リモーネ先生さんは、声優・神谷浩史氏の声真似やボーカロイド曲、ゲーム実況、ニコニコ生放送など、マルチな活躍を見せる「うp主」(投稿者)だ。

冒頭、過去の某事件を謝罪するために、ニコ動で人気爆発中のゲーム「エルシャダイ」をパクった「リモシャザイ」PVが流される。「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」の名シーンも再現

途中、「お高い壁も遠回りを したならば、ほら」「こんにちはー!」という掛け合いの部分で舞台全員がコケる。「そんな『こんにちは』で大丈夫か?」とリモーネ先生さん

バンドは「メビウス」に変更(詳細は後述)。ギターは、「アンデルセン」(zimさん)と「ピストン☆田中」(中西さん)

ベースは「チョリス」(使途さん)、ドラムは「ビ・ヨンス」(rojerさん)



(次のページに続く)

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