デイ2もほぼパーフェクト!
何人たりともメロン号の前は走らせない!
明けて、デイ2。昨日と同じく、朝方は冷え込みが厳しい。リアにフレッシュタイヤを投入したことで、1イベントの規定タイヤ本数に達したメロン号。このデイ2の残る4本のSSでは、スペアタイヤにデイ1で使ったものを2本搭載することにした。もし今、履いているタイヤがバーストした時、使えるのは使用済みタイヤだけというのは少々不安だけど、後続とこれだけマージンが開いていれば追いつかれることはないだろう。ここからは、いかにアクシデントの種を減らしつつ、慎重にフィニッシュまでマシンを運び込むかだ!
SS(距離) | ステージタイム(トップ差) | クラス総合タイム(トップ差) |
---|---|---|
SS11/牛牧-無数河 (14.70km) | 11:49.0(+6.1) | 1:05:45.5(TOP) |
SS12/牛牧 (8.11km) | 6:16.0(+2.2) | 1:12:01.5(TOP) |
SS13/無数河 (6.13km) | 5:02.0(+2.7) | 1:17:03.5(TOP) |
SS14/牛牧下り (8.09km) | 6:18.2(TOP) | 1:23:21.7(TOP) |
よし、獲ったあ! メロンブックス・インテグラ、「ハイランドマスターズ」JN-3クラス優勝だ!! デイ2のタイムを見てみると、メロン号は後続のタイムを睨みつつ適度に力を抜いて、完走ペースで手堅く走っていることがわかる。
驚くべきは、デイ1でコースオフによりマシンを損傷していたポイントリーダーのMASCインテグラが、デイ2に入って一気に5位まで急浮上してきたことだ。今回、MASCインテグラがもし3位以内に入っていたら、2010年シリーズチャンピオンはこの時点で確定していた。デイ1のダメージでそれは叶わなかったわけだが、それでも完走ポイント9.6を得ていっそうシリーズリーダーの座を盤石なものとしたのは、さすがというより他はない。
眞貝選手「今回のラリーでは、1秒差でも良いという気持ちでSSを積み重ねていきました。今回は舗装イベント全勝を狙っていきましたが、まさかジムカーナのギャラリーSSでベストを取れるとは思いませんでしたね(笑)。ラリー中のメンタル面のコントロールは田中さんに全てお任せしていて、今年はそれに大きく助けられています」
田中選手「確かに出会った頃はメンタル面で不安があったが、眞貝選手は速くなりましたね。今回は一発の速さよりも、強く走って最後まで生き残る走り方を心がけてリードしていきました。周囲のタイムを見ながら、その辺りのバランスをとりつつ走れるのは本当に速くなった証拠だと思います」
(次ページへ続く)
この連載の記事
-
第12回
ゲーム・ホビー
メロン号、今年は念願のラリーフェスタに参加! -
第11回
ゲーム・ホビー
メロンインテ、念願のシリーズポディウム! クラス2位を獲得 -
第9回
ゲーム・ホビー
今期3勝目! メロンインテ、新城ラリーで圧勝 -
第8回
ゲーム・ホビー
ド迫力の営業車、メロンバンが二代目となって復活! -
第7回
ゲーム・ホビー
メロン号が2台体制で萌ミに参加! -
第6回
ゲーム・ホビー
メロン号、四国で今期2回目の優勝! -
第5回
ゲーム・ホビー
大自然の驚異の前に、メロン号は無念のリタイヤ -
第4回
ゲーム・ホビー
メロンインテが北海道の大地を駆け抜けた! -
第3回
ゲーム・ホビー
メロンインテグラのインカー動画を公開!【九州編】 -
第2回
ゲーム・ホビー
メロンインテグラ、初陣をクラス優勝で飾る! - この連載の一覧へ