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世界進出も視野に!? アキバで萌酒サミット開催!

2010年11月04日 18時00分更新

文● 小野坂怜

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ついにサミットがスタート!

 各ブースを見ていると、「萌酒」と書かれた樽の前に人だかりができてきた。この鏡開きで、本サミットの開催を宣言するのだという。「萌酒」のイベントに「鏡開き」とは、これ以上ないくらい最強の組み合わせだろう。この樽の中には、とむりえシリーズの萌酒がいい具合にブレンドされており、来場者に振舞われた。

鏡開きには、協賛した酒造メーカーの社長や大学教授、そしてまいかの声を担当している声優の名塚佳織さんが参加。名塚さんは鏡開き初体験だったようで、「そんなに力を入れてないんですけど、簡単に割れるものなんですね!」と興奮した面持ちで感想を語っていた

 鏡開き後は、会場をアキバ・スクエアの中に移して、イベント出演者による挨拶となった。

このサミットで正式デビューとなった若手声優ユニット「とむりえシスターズ」。左から、はらまいこさん、佐倉薫さん、内野恵理子さん、北川まあこさん

とむりえシリーズ第3弾「まいか」のキャラクターボイスを担当する名塚佳織さん

とむりえシリーズ第2弾「おぎん」のキャラクターボイスを担当する近藤佳奈子さん

発売が間近となったとむりえシリーズ第4弾「とむりえ」のキャラクターボイスを担当する水野なみさん

飛夢の代表取締役で、「とむりえ」シリーズの産みの親である市村栄氏。次はイタリアのルッカという街で開催される「ルッカ・コミックス」というイタリア版コミケに出展すると意気込みを語った

「ローゼン閣下」の愛称で親しまれている麻生太郎元首相からも、お祝いのビデオメッセージが届けられた。これには会場からも驚きの声があがっていた

 麻生元首相のビデオメッセージが終わると、いよいよ「サミット」の始まりだ。大学教授や酒蔵のオーナーが登壇し、今後萌酒をどう発展させていくかという議題のもと、各々の持論を展開していく。「萌酒」というブランド力をどうやって高めていくのか、酒造元としてはどのようなお酒を造り、ユーザーのニーズに応えていくべきなのかなど、なかなか答えの出にくいものが議題の大半を占めた。会場に集まった萌酒ファンは、今後、萌酒がどう発展・展開していくのかに高い関心があるようで、熱い議論にじっと耳を傾けていた。

左から、飯田酒店の飯田昌利氏、東京工業大学 大学院総合工学研究科 知能システム科学専攻の出口弘教授、埼玉大学 総合研究機構 地域オープンイノベーションセンター特命教授の久野美和子氏、武勇 専務取締役の保坂大二郎氏、吉久保酒造 専務取締役の吉久保博之氏、合同会社福成の若林福成代表

 激論の後は、出演声優陣によるトークショーとなった。萌酒を中心にお酒の話題で会場を沸かせ、先程までの難しい空気から楽しい飲み会へとステージの雰囲気が一変した。

新発売となったとむりえ2ndの梅酒に描かれたキャラクターについての話題では、「最近大奥にハマってることもあって、和風なトシが好きですね」と語った名塚さん

萌酒をどんな風に飲んで欲しいかと聞かれた近藤さんは、「すごく飲みやすいので、ぜひ飲んで好きになってほしいです。友達とワイワイやりながら、というのがおススメです」とコメント

サミットの後にも楽しみは残っている

 イベントが終了すると、アキバ・スクエアの会場はコスプレのダンスパーティー会場へと早変わり。同時開催となっていた「秋葉原コスプレ天国」の参加者は、会場に流れるアニソンやユーロビート、テクノにあわせて踊っており、舞台の上を含めて、入れ替わり立ち代り、さまざまな人が会場が閉まる20時近くまで熱気に包まれていた。

レイヤーにはパラパラが必須科目なのか?と思わせるほど、参加レイヤーさんのほとんどが詰まることなくパラパラを踊り続けいていた。萌酒もすごいが、こちらもすごい熱気だった

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