キューブ型PC並みの小ささのサーバー機
MicroServerの本体は、幅210×高さ267×奥行き260mmと、キューブ型PCやHDDを3~4本収納できるNAS程度の大きさに収まっている。そのため設置面積も、A4用紙の幅210×奥行き297mmより小さく、電話機やプリンターを置く棚に設置することも可能だろう。
そして本体前面のカバーを開くと、HDDトレイが4つ現れる。評価機では、このうち一番左のトレイにHDDが収まっていた。トレイを取り出すには、トレイ前面下部にあるロックボタンを押す。するとロックが外れてレバーが飛び出してくるので、それを持って引き出すという仕組みになっている。ただ、ホットスワップには非対応なので、トレイの取り外しは電源を落とさないといけない。
挿入するときは、前述とは逆の手順で行うが、このときはレバーを押せば自動でロックがかかる仕組みになっている。レバーを押すときは若干力が必要だったが、トレイの作りがしっかりしていて、きちんと固定されるため、安心感があった。
このほかにも、マザーボード上にはメモリスロットが2本あり、4GBのメモリーを2本で最大8GBまで増設できる。また、PCI-Express x16スロット、同 x1スロットが1本ずつ用意されているため、ここにロープロファイルでハーフレングスの拡張カードを増設することも可能だ。
なお、メモリーなどを増設する場合などはマザーボードを取り出す必要がある。マザーボードを取り出すには、前面にある2つの青色のネジを外すと、マザーボードが固定されているマウンターごと引き出せる仕組みになっている。
この連載の記事
-
第39回
デジタル
堅牢性に自信あり! 「HP EliteBook 2560p」 -
第38回
ビジネス
タブレットでもCore i5搭載、「Eee Slate B121」の実力は? -
第37回
デジタル
高質感・高拡張性のプロ仕様、「HP ProBook 6560b」 -
第36回
ビジネス
パナソニックの「TOUGHBOOK CF-31」を試す -
第35回
デジタル
顔認証と省電力「HP 8200 Elite All-in-One」の実力検証 -
第34回
デジタル
薄さ10mm、HPの持ち運べる液晶「L2201x」を試す -
第33回
ビジネス
デルの「OptiPlex 990」を試す -
第32回
ビジネス
ピークシフト対応機の本当のところ -
第31回
デジタル
ついに第2世代Core i搭載した「ThinkCentre M91p」 -
第30回
ビジネス
富士通、次世代Atom搭載の全部入りスレートPC「STYLISTIC」 -
第29回
デジタル
マウスコンピューターの「MPro-iS210B」を試す - この連載の一覧へ